普段は「ミスティカルシャーマンオラクルカード」というデッキでリーディングを行っています。
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私はおしゃべりしながら相手に触れてしまうことがしょっちゅうありますし、相手との物理的距離が近いと思います。私は無意識のうちに相手からエネルギーを奪おうとしていたのかな?と疑問がわきました。エンパスだと自覚していたけど、本当はエンパスではないのかな?と。良かったら考えを聞かせてください!
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これは深いご質問ありがとうございますー!もしかして以前の「パーソナルスペース」の記事を読んでくださったのでしょうか。*記事はこちら:【エンパスQ&A】人の視線に気付きやすいなど、周りと違うと感じる部分はありますか?
おしゃべりしながら相手に触れることがあるんですね。
腕とか肩とか背中とかに触れる感じなのでしょうか。
なんかいいですよね、そういうの。
情景を思い浮かべるとほっこりします。
私も最近縁あって子どもと触れ合う機会ができて、懐いてくれた女の子がすごーく可愛く感じて頭を撫でたくなったり、話しながら肩を近づけたくなったり、くっつかれると嬉しくて背中に触りたくなったりしましたよ。
私は元々「女性から触られる」というのがすごく苦手だったんですけど、今はほんの少しだけ「しゃべりながら相手に触れたくなる」というお気持ち分かります。
要は「おしゃべりする以上のエネルギー交換をしたい」ということなんじゃないかな?と思うのですが、どうでしょうか。
だいたい言葉ってのは厄介なものですよね。
言葉はいくらでも嘘をつきます。
明るく楽しい話をしている人がすっごい寂しさを抱えて頑張っていたり、逆に愚痴や不平不満を言いまくっている人が実は元気でエネルギーに満ちていたり、そんな「言葉とエネルギーとの乖離」は当たり前の日常としてそこら中で起こっています。
相手の言葉を聞く時だけでなく、こちら側も何か伝えたい時に本心とズレた言葉しか見つからなかったり、というか本心が分からなかったり、話したいことは深い領域にありすぎて言葉にならなかったり、そんな中でなんとか「相手に伝わる言葉で話したい」と思って言葉を選んだり、なんか色々大変なことありませんか??
言葉を扱うって、めっちゃエネルギーを使うことです。
それだけのエネルギーが残ってなかったり、無意識に「言葉だけじゃ分からないし伝わらないー」と感じていたり、言葉では埋めきれない溝を埋めたいと願うから、ついおしゃべりしながら触りたくなるんじゃないでしょうか。
人に触るっていうのはそれくらいパワフルなことで、一瞬で大量のエネルギーを交換できるし、相手の情報をエネルギーレベルで大量に知れちゃう行為なんです。すごいですよね!
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で、ここからが「エネルギーを奪う」の話になっていきます。
ひとまずは「おしゃべりする以上のエネルギー交換」をしたい時に人に触っちゃうんじゃない?ということなんですけど、さらにこれを細かく分けると、ここでまた色んな可能性が見えてきます。
「おしゃべりする以上のエネルギー交換」をすることで、本当の本当の本当ーーーのところ、何を得ようとしてるんですかね?ってことです。
相手に触れる時何を求めてますか?
「ただ仲良くなりたい」のか?
「自分が元気になりたい」のか?
「相手に元気になってほしい」のか?
「もっと相手のことを分かりたい」のか?
「もっと私のことを分かってほしい」のか?
・・・どうでしょう。
ピンとくるものはあるでしょうか。
「奪おうとしていたのかな?」という疑問が湧いたということは、もしかすると「私が元気になりたい」「私が安心したい」「私のことを知ってほしい」というような、何かこう、「私を満たして」的な願いが潜在的にあるのでしょうか。
念の為書いておくとそれも全く悪いことではなくて、人間である以上は普通のことです。
人間だけじゃなく犬も猫も、哺乳類はみんな本能的に体をくっつけ合ってコミュニケーションを取ったり、遊んだり眠ったりするじゃないですか。「くっつきたくなる」のは生物として当然のことなんです。
では人間にとってそれがどんな時に「奪う」になってしまうのかというと、「相手が不快に感じているのに気づけない(または気づいてもやめられない)時」です。
例えば「私が元気になりたいから相手に触れながら話したい」と思ったとして、相手も「この人触れながら話してくれるの嬉しい好きー」と思ってくれていれば、別に何の問題もないですよね。それなら「奪う」ではなく、単なるエネルギーの循環です。
でももし相手にエネルギー的な余裕がなかったり、相手が「触られたくないな」「伝わってくる情報がtoo muchだな」「これ以上は踏み込まれたくないな」と思っているとしたら、どんなにこちらに好意があったとしても、許可なく触れた時点で一気に「奪う」になってしまいます。
ちなみにもし相手が「元気が出ないからハグしてほしーい」と望んでくれたとして、こちらも「じゃあ元気になってほしいな」と思ってハグに応じるならば、それは「与える」になりますね。
こんな感じで、
・自分が求めるもの
・相手が求めるもの
のバランス次第で色々変わってくるんです。
「奪う」も「与える」も紙一重なんですね。
・・・相手に触れたくなるということは、きっとその相手のことが好きで、仲良くしたいと思っていますよね。嫌いな相手には触りたくならないですもんね。
だからこそ。ついパーソナルスペースを縮めたくなるほど好きな相手には、「私が何を求めているのか」「相手は何を望んでいるのか」を1つずつ心に留めるようにしてみてはどうでしょうか。
これから長く良い関係を築けるようになると思います!
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最後に「エンパスだと自覚していたけど本当はエンパスではないのかな?」という疑問ですが、こればっかりは自分で答えを出すしかないので、私からは何ともお伝えすることができません。
なんですが究極を言ってしまえば、人間は本来みんなエンパスであると言えます(笑)。
「そんなわけねーだろ?」と思われるかもしれませんが、本当です。
私たちはみんな、誰でも潜在的に「自分以外の感情が分かる」「言葉にしなくても伝えられるし理解できる」「エネルギーを感じられる」という能力を持っています。
古代の日本人なんて本当すごかったらしいですよ。
テレパシーが使えたり、いつどこにいけば何が起こるか全部知っていたり、動物や植物の言葉が分かったり、虫に伝言を頼んだりできたとか言われています。
話すと長いんで割愛しますが、今私たちが使っている「日本語」という言語の中にも、その頃の名残がたくさん散りばめられて残っているんです。
私たち現代人は今まで頑張りすぎて、ちょっと力が退化して使い方を忘れてしまっていますが、潜在的には1人残らずみんなエンパスなんですね。
私のように「エンパスです」と自覚している人間は、みんなよりほんの少しだけ早く、それを思い出そうとしているだけなんだと思います。
だからどうか楽しみになさってください。
あなたが「私ってエンパスなんだ!」と思える日が来たら、それはあなたが心の底で「忘れていた力を取り戻そう!」と決めた時です。
それまでは「エンパスじゃない!」と思ってもいいし、「エンパスなのかも?」と思ってもいいし、いくらでも揺れて、迷ってもいいんです。
迷いながら少しずつ、自分がどう生きたいのか、何が嫌で何が嬉しいのか、人とどんな風にエネルギーを交換したいのか、そんな希望をたくさん明らかにしていってみてください。
以上でご参考になれば幸いでございますー!
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