20年後の日本人と英語の関係を予想!業界規模は確実に縮まる

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外山周です。

私は就職してからずっと教育業界に身を置き、その殆どを大人向けの英語指導をして過ごしてきました。

第二言語習得研究をベースにした、今までになかった英語の「トレーニング」が近年の流行です。

オンライン英会話やカフェ英会話など、安価なレッスンが増える一方で、逆に今までにないほど高額なサービスも登場しています。

大手が価格競争と品質競争を繰り広げるこの業界ですが、20年後の未来にはどうなっているでしょうか。

今日は、20年後の日本における英語の必要性と、それに伴って英語業界がどうなっているかについて、大胆にも予想をしてみようと思います。

 

2037年、業界規模は縮小する!

まず結論から言うと、20年後(2037年)には、英語業界の規模はほぼ間違いなく縮小するだろうと思います。

・技術革新が進むこと

・「心」を重要視する人が増えるであろうこと

・それによって英語は大衆向けでなくなること

まとめてこの3点が理由です。

 

2017年現在、英語はまだ「大衆向け」である

現在の英語需要は、まだ「大衆向け」であると言えます。

英語の需要について考えると、

① 英語に興味がなく必要ない人

② 本当はやりたくないけど、やらなくてはいけない人

③ 趣味、実用に関わらず英語が好きな人

の3種類に分けることができます。

この中で英語業界が営業をかけて入会させたい層は、②の本当はやりたくないけど、やらなくてはいけない人です。

もちろん③の英語が好きな人もターゲットではありますが、数に限りがあることと、スクールに頼らない場合も多いので、出来るだけ多く②の人たちに響く営業をうつ必要があります。

日本の社会人層には「英語が出来ると仕事に役立つ」という風潮が根強いために、必要性から英語を学んでいる②の人たちが多くいます。

現在はまだ英語は大衆向けで、多くの人が取り組んでいるものなのです。

 

2017年現在、英語は「共同幻想」

英語はある意味「共同幻想」です。

英語自体に価値があると錯覚していたり、英語を話せることがすごいことだ、と思い込ませる世界が存在しています。

もちろんこれは幻想なので、幻想だと分かっている人たちにとっては何の効力も持ちませんが、一方で英語に振り回される人が多いのもまた現実です。

業界はそれが分かるからこそ、あたかも「英語が上手くなれば良いことあるよ!」と不安を煽っていきます。

日本にこの英語という集団幻想がある限り、業界内での競争はあっても、業界じたいはしばらく安泰かもしれません。

 

「共同幻想」が解ける未来

未だに多くの日本人が振り回されている「共同幻想」ですが、この幻想が解ける未来がやってきます。

「上手な英語を話さなくても大丈夫だ」という考えが広まり、少なくとも「わざわざ人に習わなくてもいい」と思う人が増えれば、それだけで業界は大打撃です。

ではこの「共同幻想」を打ち砕くのは、一体何なのでしょうか。

 

① 技術革新

現在の技術はすごい勢いで進歩していて、自動翻訳機の精度はどんどん上がっています。

既に最近の翻訳は、まず機械で翻訳し、その後人間が翻訳に目を通して細部を整える「ポストエディット」という手法が一般的になりつつあります。

自動翻訳の精度が上がって一般化すれば、本当は英語が嫌いなのに頑張っていた人たちが無理に英語を習得しなくても良くなります。

機械で出来る範囲のことは機械に任せ、それを人間の専門家がサポートすれば充分になります。

「機械に任せる方が効率がいい」

「人の喋る英語は主観が入って信用できない」

などの、新しい前提が生まれるかもしれません。

 

② 「心」を重視する人が増える

近年、「好きなことをしよう」という本が多く出版されています。

心理セラピーも以前のように怪しいイメージはなくなって、自分を大事に生きる人が増えました。

自分らしく生きることにOKを出せるようになれば嫌なことにトライする必要はなくなって、英語なんて「上手くなくてもいい」とOKが出せるようになっていくでしょう。

そうなれば、従来の英語の学習方法も変わっていきます。

 

③ 「日本」を意識する人が増える

最後にこれは個人的な願望にもなりますが(笑)、日本を意識する人がこれからどんどん増えていくと感じています。

以前よりも自国の歴史を語る人が増えたし、ネットを通してそれを拡散できるようになりました。

神社の参拝者が増え、反対に海外に出る人は減っているというデータもあります。

英語への憧れが消えて、日本語を大事にする時代が訪れるかもしれません。

 

2037年、ニッチな業界になる

さて、こうして英語の共同幻想が解けた未来には、業界の全容はどうなっているでしょうか。

英語の需要は、

① 英語に興味がなく必要ない人

② 本当はやりたくないけど、やらなくてはいけない人

③ 趣味、実用に関わらず英語が好きな人

の3種類に分けられます。

現代は②の人たちに営業をかけていますが、この人たちが英語を習わなくてよくなれば、業界は③の英語が好きな人たち向けのものとなるかもしれません。

例えば機械メインで翻訳したものを、人間目線でサポートする「プロ」たち。

または機械に頼らず、自分の言葉で英語を発信したいと思う一部の人たち。

そんな人たちが英語のブラッシュアップをするのを助けるのが、未来の英語業界の役割になるのではないでしょうか。

そうなれば、それにふさわしいスクールしか生き残れません。

それがどんなスクールなのか…オンライン英会話なのか、それとも高級路線のスクールなのかは分かりませんが、将来の業界規模はやはり確実に縮小していくでしょう。

 

まとめ

・20年後は「英語の共同幻想」が解け、業界規模が縮小する(予想)

・技術革新、心の重要さ、日本に目を向ける人が増えることが、縮小に拍車をかける(予想)

・20年後には英語は大衆向けではなくなり、英語が本当に好きで、自分の英語で発信したい人向けのニッチな業界になる(予想)

 

後記

本当は誰でも英語を使うことができて、本当はわざわざスクールに通って英語を学ぶ必要なんてないのではないかと、私は会社員の頃からずっと思っていました。

大切なのは「話せる」のレベルを気にすることではなく、等身大の自分に自信を持って英語で発信することではないかと、ずっと感じています。

使いたいと純粋に思う人だけが専門のコーチをつけ、英語を鍛える。

そこに学習者側の「必要だからやらなくちゃ」という気持ちも、業界側の「うちのメソッドなら誰でも上達するよ」という煽りも必要ない。

そんな未来が、きてくれるといいなと思っています。

 

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外山 周

外山 周

TOYAMA, Chika
長く英語業界に身を置き、10,000時間以上の指導経験とTOEIC400点アップ等の実績を持つ。が、上達のみを重視するやり方に疲れ独立。現在は「ゆるくキツく楽しい」をモットーに、心を重視して英語イベントや個人セッションを行なっている。
口癖は「英語は外国語だから、完璧じゃなくていい」。
将来の夢は心理カウンセラーと、算命学の鑑定資格を取ること、日本人向け「古典に親しむ会」を行うこと。
神道と日本語が大好き。好きな言葉は「国のため、人のため」。

★詳しいプロフィールはこちらからどうぞ!

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長く英語業界に身を置き、10,000時間以上の指導経験とTOEIC400点アップ等の実績を持つ。が、上達のみを重視するやり方に疲れ独立。現在は「ゆるくキツく楽しい」をモットーに、心を重視して英語イベントや個人セッションを行なっている。
口癖は「英語は外国語だから、完璧じゃなくていい」。
将来の夢は心理カウンセラーと、算命学の鑑定資格を取ること、日本人向け「古典に親しむ会」を行うこと。
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