最近4年ぶりにTOEICer(TOEICを愛する人)になった外山周です!
9月9日に4年ぶりにTOEICを受けました!
スコアはこちら。
920。
今でこそこんな堂々と公開していますが、もし4年前にこのスコアを取っていたら、私は間違いなく起き上がれなくなるほど落ち込んでいたことでしょう。
何故ならば、私のように「英語を教える」を生業にしてきた者にとってTOEIC920は低すぎるスコアであり、TOEIC960〜990が普通だからです。
…と、間違いなく思ったと思います。
私は元々英語に苦手意識があったのを無理やり努力でカバーしてきたので、自分のスコアにはめっちゃくちゃコンプレックスがありました。
だから公開なんて以ての外。
スコアを聞かれない限り、人に対しても「満点に近い点数持ってますよ当然。それが何か?」な態度を装っていました(ちなみに自己ベストは960)。
そんなカッコ付けだった私が、今回このスコアを何故公開できたかといえば、ずばり「楽天的になったから」です(笑)。
な精神です(大真面目)。
頑張って頑張って、やっと960を取って周りに隠してた4年前。
一切頑張らずに対策もせずにペロッと920点を取り、「楽しそうだから」という理由で公開できてしまう今回。
この差はほんの40点。
楽天的になったからこそ40点の差で済んだとも言えます。
前みたいな精神状態で受験していたら、きっともっとボロボロになったと思うのです。
今回の経験から、間違いなく精神状態がスコアに直結すると確信しました。
というわけで、以前と今の心の中について比較してみたいと思います。
当日の心の在り方の違い5つ
風邪なのに絶望しない
実は前日まで風邪で熱が出ていて、当日の朝も咳と鼻水が酷い状態でした。前なら絶望した上受験自体をやめていたかもしれませんが、今回は「まー行けそうだし行くかw」とマスクして軽ーくお出かけ(笑)。風邪なのに他人の迷惑を考えず外出したことについては反省している。
解けた問題に目がいく
以前は「解けなかった問題」ばかりに目がいって、解きながら「ぬおー」と頭を掻きむしりたい衝動によく駆られましたが、今回は「あ、これ解けた。これも行けた!私すごくね?」と解けた問題ばかりに目がいき、楽しく受験しました。
テキトーのススメ
そんな訳で分からない問題や確信が持てない問題があっても、「多分これ!イケるwww」とどこまでも楽観的に2時間が終了しました。前ならこうは行かないです。
終わった後の爽快感
前は2時間終わるとぐったりと疲れ果て、「多分900点取れなかったらどうしよう…」と毎回思っていました。が、今回は楽しいまま終わったので「あーおもしろかったw」以外の感想は湧いて来ず(笑)。スコアについても全く考えませんでした。
スコアを見て思うこと
そして今回、以前の自分だったら3日は寝込んだであろう920点というスコアを見て思ったことは、「ほーん」の一言に尽きます。だってスコア自体にいいも悪いもないんですよ。ただ920という数字があるだけです。
🔽今回のTOEIC会場の大学
スコアは自分の価値ではない
今回4年ぶりにTOEICを受けて、問題の難化やブランク、その他風邪などの悪条件の中これだけ楽しく受験を終えることが出来たのは、自分の中に何か揺らがない価値観が生まれたためです。
TOEICのスコアは、自分の価値とは直結しない。
もし人に「講師のくせに920しかないのか」と言われようが、「周りはみんな960以上持ってるぞ」と言われようが、そんなこたーどうでもいいことで、これが私。
私には私なりの出来ることがあるのです。
だからつまり、TOEICスコア=自分の価値だとは思わなくなった、ということですね。
現在の日本ではまだスコアを人の価値と結びつける風潮が強いようですが、これも近い将来変わって行くでしょう。
せっかく自分のエネルギーと時間を投資するのだから、楽しんでやっていきたいですね!
私は心のあり方がどうスコアに影響するのか、これから身を以て実験していきたいと思います!
あなたはTOEICを楽しんでいますか??
自分のスコアを公開できますか?
色んなスクールやアプリを使って頑張っていたり、スコアが伸び悩んでいるなら、ぜひ当日の「心」について考えてみてください。