外山周です。
今日の朝、観光客に「Excuse me!」と声を掛けられました。
普段は日本語で答えるのですが、今日は思わず「Yes?」と英語で答えてしまいました。
(参考:英語で道を聞かれたら、とりあえず日本語で答える理由)
その会話の中で、私は改めて「あー、やっぱり完璧な英語じゃなくてもいいんだ!」と心の底から思いました。
今日はその話をシェアしたいと思います。
異文化コミュニケーション極まる!
信号待ちをしていたら、突然アジア人のご夫婦が話しかけてきました。






・・・。
英語の発音がかなり流暢だったのでてっきり話せるのかと思って英語を話したら、なんとこのご夫婦、英語がほっっっとんど分かっていないことが判明しました。
色々言葉を変えて聞いてみたものの、”expensive” “casual” “shopping mall” “everything”などの基本単語が一切通じないのです。
そういう訳で、すぐに「異文化コミュニケーションモード」に切り替えました。






地図は中国語でディートゥーっていうらしいです。ピン音難しすぎ。
とりあえずマップと位置情報を出してもらえたので、途中まで一緒に歩いていくことにしました。
笑いは共通言語






笑いは共通語だった。


言語はやっぱり通じなかった(笑)
諦めない心
途中、グーグル翻訳なども交えて「途中まで一緒に行こう」とか、「遠くてもいい?」とか確認しました。
最後は私が今日参加した講座の会場前で別れたのですが、地図上で教えて服屋を指さして、「あっちだよ」と道を教えてバイバイしました。
「I hope you enjoy!」って言ってみたんですが、通じたかどうかは限りなく謎です。
でもきっと想いは伝わったと思います(笑)。
「アリガト!」って言ってくれました。
「大丈夫!」と思うと強い
「よくこれで海外にくるよな~」と思いませんか?笑
だって、日本語も英語も殆ど話せない訳ですよ。
だからと言って中国語で道を尋ねる訳ではなく、片言とは言えちゃんと英語で話しかけてきてくれるわけです。
どんな心理なのでしょう??
・・・
おそらく、「大丈夫だ」と信じているのだと思います。
「きっと誰かが助けてくれるだろう」
「まぁなんとかなる」
「もしトラブルに巻き込まれそうになっても、自分なら大丈夫だ」
と信じているのです。
日本の治安の良さも多分に影響しているとは思いますが、基本的に大丈夫ワールドの住人なのです。
だから堂々と片言の英語を使い、中国語と日本語で推測だらけの会話が成立したのですね。
今ある知識を大切に
あなたがいくら英語に自信がなくても、きっとこの彼よりはたくさんの英単語を知っていると思います(笑)。
知っている単語を全部ぶつければ、きっと誰かが分かろうとしてくれます。
そんな自信と
「片言でもいいや」という承認と
諦めない心
この3つが、必ずコミュニケーションを可能にします。
もしより流暢に喋りたければ、今ある英語力をちょっとだけ使いやすくすれば良いだけです。
言語はパッションだ!
・・・正直に言うと、途中で諦めようかって一瞬思いました。
前の私だったら、間違えなく途中で投げ出していたでしょう(笑)。
今日は「英語が下手でも絶対大丈夫だ!」を証明してみせる!という気持ちで、最後まで諦めずコミュニケーションしました。
結果的に何とかなりました。
「やっぱり英語より心だぜー」
と言いつつ、きちんと意思疎通したいなら、やっぱり最低限の文法と単語は必要だよねということも、再確認したのでした(笑)。
心と知識、1番ストレスのかからない折り合いを見つけていけるといいですね^^
言語はパッション!
Let’s enjoy!

外山 周
幼い頃から思っていることを言えずに育ち、アメリカの大学をうつ病で中退。帰国後に就職して英語スクールの立ち上げで成功するも、燃え尽きて退職。その経験から心理セラピストを目指すが、その過程で婚約者と破局。そんな中でセラピーを極め、見えないものに敏感なことを活かして「癒える」と「言える」に寄り添うセッションを開始。恋愛セラピーが好評。
心理セッションと英語トレーニングを組み合わせた、独自の英語サポートも準備中。
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