私がメール鑑定する時に愛用しているデッキ「ミスティカルシャーマンオラクルカード」を紹介します!
64枚から成るこのデッキは、1つのストーリーとして繋がっています。
この1〜64までの一連の流れをRPG風勇者の旅路に例えながら、カードの背景と、実際のリーディングではどんな時に出るカードなのかについて、1枚ずつ紹介していきます!
今日は「40. パチャママ」です!
ストーリー
フクロウに叱咤された勇者は、そのまま足を止めて地面に寝転びました。
以前もこうして大地に寝転んだことがあるのを思い出しました。あの時は大空の冒険から大地へと戻ってきて、揺らがない大地の上にいることに、心底安心したものでした。
空がうっすらと明るくなり始めました。
そろそろ夜が明けるようです。
刻々と色を変える空を眺めながら、
唐突に「空も大地も繋がっている」と気付きました。
空と大地は断絶された別々の場所なんかではなく、大地があるから空に舞えるという訳でもなくて、空も大地も一体で、そこにある全てのものが繋がっていて、自分もその世界の一部なのだと知ったのです。
・・・この大地の上に、私たちはみな家族。
空も大地も、山も川も海も、
人も動物も植物も、
今目に見える肉体を持っていてもいなくても、
私たちは皆エネルギーで繋がっています。
そう考えると、肉体を授かってこの地上に生きているということは、どれだけラッキーな奇跡なのでしょうか。
カードの意味と背景
パチャママは愛と豊穣の女神です。
大地の上に生きる限り、母なるパチャママの愛のもと、私たちはみな家族です。人間も動物も植物も、石も山も川も海も、実体あるものすべてにパチャママの愛が注がれています。
私たちが地上で肉体を授かっているのは奇跡であって、そこにパチャママの愛が注がれていると知り、私たち自身が自分の肉体に愛を注げるようになっていかなくてはいけません。
自分を愛で満たすことができた時、
初めて相手を愛し、
他人を愛し、
それがより良い社会を作り出し、
地球全体を愛で満たしていきます。
そして地球が愛で満ちた時、それが逆の循環となって、外側からも自分に流れ込むようになっていくでしょう。
このカードが出る時は、「自分(特に自分の肉体)に愛情を注ぐこと」を促されています。衣食住を整えて、自分を粗末にしたり厳しくし過ぎたりせずに、優しく愛を注いであげましょう。
このカードを引くのはこんな時
この「パチャママ」のカードは、最近本当によく出てくるようになりました。
既に地球規模のミッションを自覚している
本来それを成功させるパワーがある
エネルギーの重要性を知っている
発信の方法を探し始めている
愛情がめっちゃ深く大きい
・・・という人の中で、「自分に愛情を注ぐ段階を飛ばして、自分を抜かして他人に愛情を注ごうとしてしまいがち」である人に、このカードはよく飛び出してくるようです。
あらゆるエネルギーは、【自分→他人→社会→地球】という順番で広がります。自分に注いだエネルギーが溢れた分が他人に流れるわけです。どんなエネルギーでもそうです。
自分にエネルギーを注がないまま他人に注ごうとすると「自己犠牲」を引き起こし、その「欠乏」のエネルギーが他人に流れ、地球に満ちることになってしまうのです。
このカードを引く人は、
「地上に循環を作り出す人」
です😌
だからこそ、まずは自分で自分を良いエネルギーで満たし、自分自身にたくさん愛を注ぎましょう。それこそが地球に愛を注ぐことになるのですから。
次回:41. 虹
最初から読む:1. いにしえ人
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