退職時の振る舞い方…本音を言うか言わないか

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外山周です。

退職して1年半が経とうとしています。

「辞めて本当に良かった」と思っていますが、本音を1つも言わないまま退職してしまったことだけは、今でも少し後悔しています。

本音を言ったり喧嘩になって辞めると次の転職に響く、等の指摘をよく聞きます。

転職を考えて言葉を選ぶことは大切かもしれませんが、やっぱり私は、少しでも堂々と本音を言えば良かったと思っています。

今日は後々スッキリするための辞め方と、本音を言うのか言わないのかについて、今の私が思うことを書いてみたいと思います。

「辞めたいけど辞められない」という葛藤を抱えている方の参考になれば嬉しいです。

 

辞めたいの?辞めたくないの?

私が会社を辞めた時はかなり追い詰められてしまっていて、「どこに行ってもここよりはマシだ!」と思えるほどで、気持ちは全く揺らぎませんでした。

私のような辞め方はおそらく稀で、

「辞めたいけど辞めたら生活が・・・」

「正社員辞めてどうすんの・・・」

「収入が・・・」

など、色々考えて踏み切れないことが多いのではないかと思うし、私も長い間そういう状態で過ごしたので気持ちはよく分かります。

不安に「頭の声」が勝ってしまうのですね。

 

「辞めたい」という心の声

1度限界まで燃え尽きて辞めた経験から言うと、多分「頭の声」が勝っているうちは本気で辞めたい訳ではないのです。

全部振り切って辞めるより、ここで我慢していたい

不満はあるけど、安定した収入を得ていたい

こっちの安定を求める「したい」の方が勝っているうちは、いくら心が「辞めたい」と叫んでも、簡単に辞めない理由を見つけ出してしまうものなのかもしれません。

もちろん会社で安定するのだって間違った選択肢ではないし、どちらが良い悪いではありません。

自分の「心」が何を求めているのか・・・

それさえ分かれば、あとは望むものに堂々と手を伸ばせばよいだけです。

 

本音を言って辞めるか、隠して辞めるか

心が求めるものに、堂々と手を伸ばせばよいだけ・・・。

と言いつつ私は会社を辞めた時、実は本音を何ひとつ話さずに、逃げの一手で辞めました。

「体調不良で勤務ができない」

「これ以上力が及ばず申し訳ない」

「今まで本当にありがとうございました」

で押し通し、本当の理由は一切言いませんでした。

 

本音を隠した理由

私が頑なに本音を隠した理由の1つは、退職後の社内を考えてのことでした。

実は「私が辞めたら離職率が上がってしまう」という、変な気負いがありました・・・。

本音をぶちまけて社長と喧嘩別れをしたことが漏れ伝わるよりは、「体調不良なら仕方ないね」を狙った方が、離職率が上がる危険がまだ少なくなるのではないかと思ったのです(笑)。

今思えば本当に浅慮で、私1人が演技したところで結局離職率は跳ね上がり、残った人たちからも「不穏な空気はみんな感じていた」と言われてしまいました。

私1人が退職時にどんな振る舞いをしようが、組織の中では何の影響もないのだと知りました。

 

本音を言わないことで「自分」を守る

本当は言いたいことがたくさんあって、今思えば全部言ってやれば良かったと思います。

「社長の考え方にはこれ以上ついて行けない」

「社員が疲弊するのを見ていられない」

「バーカバーカ(これはただの悪口)」

って、ハッキリ言えば良かったです。

「もう嫌になっちゃったんで、辞めまーす」

こんな軽いノリでも良かったかもしれません(笑)。

だけどそれが出来なかったのは、本音を言ったら確実に社長から50倍の反論が返ってくると分かっていて、それを受けて立つだけのエネルギーが、もう私に残っていなかったからだと思います。

守りたかったのは自分自身であって、それは上手く行きました。

攻撃してくる相手と真っ向勝負する力がないうちは、逃げて自分を守るのも1つの方法です。

 

我慢をすると「自分」がすり減る

・本音をぶちまけて辞めてもいい

・本音を隠して逃げてもいい

この2つがどちらでもいいという前提で、それでもやっぱり、私は本音をぶちまければ良かったと今は思います。

心を無視して我慢を続けると、「自分」がすり減ってしまいます。

回復からは時間がかかります。

だからこそ、最後くらいガンガンに毒を吐いて、社長から50倍の反論が返って来ようが

「ちょ、丸め込むのやめてくださいw」

くらい言っておけば、今「本音を言わずに辞めてしまった」という後悔もしていなかっただろうなと思います。

 

「会社辞めたい」は大きなギフト

私は会社が好きでした。

本当に心底惚れ込んで入った会社でした。

画期的なメソッドに基づいたサービスも、

「日本の英語教育を変えたい」という熱い理念も、

「この会社なら或いは・・・」と思わせるカリスマ性も。

会社の持つ可能性の全てが、とても好きだったのです。

 

きっと読んでくださっているあなたも、入社当時は何か大きな夢を描き、叶えたい熱い思いがあったのではないでしょうか・・・。

だからこそ、それが出来ないと思ったら辞めたくなる。

それは裏を返せば、「本当にやりたい事が芯にある」ということです。

「辞めたいけど収入は欲しいし」という域を超えて「辞める!」と突き動かされるのは、自分の中にしっかりしたミッションと芯を持っている人なのだと、私は思います。

辞めたい渦中の時は気づけない事も多いけど^^

 

「辞めたい」あなたへ

「辞めたいけど、でも…」を超えて「辞めたい!」と思うあなたの中には、でっかい思いと信念と、お役目がきっと眠っています。

それを揺り起こして人のために使うことで、どれだけたくさんの人が笑顔になるでしょうか。

 

辞めた後に広がる世界は、怖くて広くて優しいです。

私はこの世界に来れて良かったです。

たまに怖い思いもするけれど、その分人の優しさもたくさん感じることができて、あったかい気持ちになることができます。

どうか自分のを大切に、「辞めたい!」の裏にあるでっかい思いを信じてあげてくださいね。

 

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外山 周

外山 周

TOYAMA, Chika
英語を教えて8年、最新の科学的トレーニングを極めた経験から、現在はフリーランスで活躍中。
将来の夢は、心理カウンセリング+日本語+英語を備えた、全く新しいメソッドを開発すること。
神道と日本語が大好き。

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外山 周

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