大胆予想!20年後の日本人と英語の関係①

私は就職してから、ずっと教育業界に身を置いてきました。
さらにそのほとんどを、TOEIC指導を中心とした大人向けの英語業界で過ごしてきました。
第二言語習得研究をベースにしたトレーニングや、アプリを使った日常的な指導などが業界の流行りとなっていて、いわゆる「イケイケドンドン」の状態が続いています。

でも20年後の日本はどうなるでしょうか?
…ということについて、大胆にも勝手な予想をしてみたいと思います!

 

2017年の英語需要

現在、英語の需要に関しては3つのグループに分けることができます。

①英語に興味がない、全く必要がない人
②やりたくないけど、やった方がいい事がある(昇進など)人
③趣味・実用に関わらず、やりたくてやる人

現在の大衆向けの英語教育は、この②と③の人たち向けのものです。
(①の人は、そもそも英語のスクールになんか通いません。)
意欲がある③の人たちは、独学をしたり留学したりもしますし、スクールに通うとしても、自主性を持って合うスクールを探し、納得したところに通うと思います。
そして何より、絶対数が少ないです。

業界としては、③だけでは顧客数が足りないので、②の人たちをターゲットにするしかありません。
そこで広告を打ち、営業をしかけ、不安を煽ることによって、②の人たちを何とか入会させようとするわけです。

この業界は、しばらくは安泰でしょう。
不安に煽られてくれる人達が残っていて、その人たちにフィットしたシステムが続く限り、業界内の競争こそあれ、業界自体が苦戦を強いられることはないでしょう。

 

2037年の英語需要(予想)

しばらくは安泰でしょうが、20年後、30年後の未来を考えた時、業界じたいがなくなるか、少なくとも規模がかなり縮小していると予想します。

技術革新

現在の技術の進歩はすごいものがあり、自動翻訳の精度はどんどん上がっています。
今後の翻訳は、まず機械で翻訳し、その後人間が翻訳に目を通して細部を整えるという「ポストエディット」という手法が一般的になっていくと言われています。
近い将来、「テレレレッテレー!翻訳こんにゃく~!」の世界が現実のものとなるでしょう。

さて、改めて現在の英語需要について、グループ分けしたものを見てみます。

①英語に興味がない、全く必要がない人
②やりたくないけど、やった方がいい事がある(昇進など)人
③趣味・実用に関わらず、やりたくてやる人

現在は、②向けに不安を煽る方法でビジネスを展開しているスクールが多いですが、自動翻訳が一般化したらどうなるでしょうか。
自動翻訳の精度が上がれば、②の人たちは無理に英語を習得しなくても良くなります。
機会で出来る範囲のことは機械に任せ、それを人間の専門家がサポートすれば充分になるでしょう。
むしろ、出来ない人間に無理やり英語を習得させるよりも、機械の方が効率が良いという新しい前提が生まれるかもしれません。

ということは、自動翻訳が一般化した将来には、業界のターゲットは③のみになるのです。

エリート向けの業界になる

③の人たちの中には、ただ趣味で言語が好きな人と、少数精鋭のエリートが含まれます。
少数精鋭のエリートとはつまり、機械で翻訳したものを人間の目線でサポートする人達と、自分の言葉を持って英語を発信することを望む人達のことです。
通訳・翻訳の専門職や、世界で活躍するスポーツ選手、ビジネスマンなど、「機械じゃ足りない」と思う人たちが、未来にも確実に存在すると思います。

その人たちが英語のブラッシュアップをするのを助けるのが、未来の英語業界の役割になるのではないでしょうか。

そうなれば、それにふさわしいスクールしか生き残れません。
あえて直接的な言葉で書くならば、「質の低いスクールの存在価値がなくなる」ということです。

 

ということで、確実に業界規模が縮小すると思われますが、実はもう1つ予想があります。
長くなりましたのでまた明日。

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外山 周

外山 周

TOYAMA, Chika
英語トレーナー。心理カウンセラーを目指して勉強中。
夢は、心理セッションを融合させた英語トレーニングを開発すること。
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