外山周です!
昨年「大祓祝詞」にはまりました。
古い日本語は1つ1つの音に意味がある。祝詞も意味が分からなくてもいいから音に意識を向けて聴くと良い。
という考え方が個人的に1番しっくりきたので、祝詞を聞くときはとにかくひらがなの音に集中して聞きます。
※ 詳しくはこちらの記事をどうぞ
「大祓詞」の聞き方と効果:意味より音を大切に聞く
最近になって、祝詞を聞くことで瞑想効果が得られると実感し始めました!
日々の安定に効果的だとか、安眠できるようになるとか、瞑想の効果は色々あるといわれています。
でも瞑想って、やってみるとなかなか難しくありませんか?瞑想に挑戦してみたけど効果が得られずやめてしまった…という方もたくさんいると思います。
かく言う私も、瞑想には何度も挫折しています(笑)。
そんな私でも祝詞で効果が得られるようになったので、今日はその自己流の方法について書いてみたいと思います!
大祓祝詞で瞑想効果を得る方法(自己流)
やり方は簡単で、祝詞のひらがなの「音」に集中しながら腹式呼吸をくり返すだけです。
私は4回1セットで行います。
• 1回目:準備運動的な感じで、聞きながら呼吸に目を向ける。頭の中におしゃべりが湧いてきても気にしない。
• 2回目:自分の口で祝詞を唱える。これは私の趣味ですが(笑)歌を歌うような腹式呼吸の効果が得られるし、言葉もきれいで力が湧いてくるのでおすすめ。
• 3回目、4回目:再び呼吸と音に集中する。
3回目になると頭の中におしゃべりが湧いてこなくなり、4回目になると力が抜けるせいか上半身がゆらゆらし始めます(寝落ちしそうになる)。
とても気持ちがいいし、よく眠れるようになります。
なぜ普通の瞑想は挫折したのか
そもそもどうして普通の瞑想が上手くいかなかったのかと言うと、私の場合は瞑想している途中で「嫌になる」からでした。
まず頭の中が常に思考だらけなので(笑)、どんなに呼吸に意識を向けていても思考がポンポン湧いてくるんです。
それどころか普段封印している記憶のふたが空きそうになって「ギャーアアア!」と叫びたくなったり、身体に痛みを感じたり、お腹のあたりが空っぽに感じたりする…。
呼吸と身体に意識を向ける事で、普段目をそらして見ないようにしていることが表面に出てくるのだと思うので、これはこれで効果は出ていたのかもしれません。
ただ「これ以上やりたくない」と感じて嫌になっちゃうので、やめてしまうんです。
効果を感じたことがなかったのも大きいです。
なぜ祝詞だと大丈夫なのか
祝詞の「音」に意識を向けることによって、今まで試した普通の瞑想ほどダイレクトに「嫌だ!」と感じないですんでいます。
頭の中におしゃべりが浮かんできてもまた「音」に集中力を戻すことができるし、嫌な記憶が蘇りそうになっても、なんというか緩やかに距離をとって眺められる感じがします。
以前ほど「もー嫌だやめる!」と思わずにすむのです。
信じる信じないは別として、祝詞の言葉は昔から霊的にとても神聖で邪気を祓うとされているそうなので、そのおかげもあるかもしれません。
単純に私が祝詞や日本の古典が好きで、言葉の持つ力を信じているということも影響していると思います。
大祓祝詞から得た瞑想効果
今のところ私が実感している効果を書いてみたいと思います!
1. 体の痛みがなくなる!
なんと身体が感じている痛みが和らぎます。特に肩凝りと筋肉痛にはすごい効果がある気がします。いかに普段から全身に力を入れているかが分かります…。力が抜けることで、血行が良くなってるのかな?
2. よく眠れる
身体の力が抜けてふにゃふにゃになると、それだけで気持ちよくなって寝落ちしそうになります(笑)。当然その後で布団に入ればすぐ寝れます。私は小さい頃から寝つきが超絶悪いので、これは本当〜に嬉しい効果です。
3. 体の記憶が開く(気がする)
そして最後に「細胞の記憶」について。身体の細胞って痛みを記憶しているそうですが、なんとなく「あ、ここ何かあるぞ」って分かったりします。これは気のせいかも?笑
余談:祝詞の意味が分かるようになってきた!
私は祝詞の意味を勉強したことは殆どありませんが、くりかえし聞いていたらなんとなく意味が分かるようになってきたんです。
信じられないかもしれませんが、これ本当です!
単語の意味がなんとなく分かり始め、次に状景が思い浮かぶようになり、大昔の日本であったことを伝えているんだなーと感じるようにになってきました。
やり方は簡単で、とにかく細かい意味は考えず、ひらがなの「音」に集中して聞いていだけです。
それで状景がなんとなく思い浮かぶようになってきたのだから、正直言ってこれには私もびっくりしています。
そんなわけで祝詞に興味のある方は、ぜひ試してみてくださいね!祝詞は奏上する人によって「音」が違うので、1番好きなのをみつけてください。
🔽以前書いた大祓の記事はこちら