・第1〜第7チャクラについて体系的に知りたい
・「気」と「病」の関係について、豊富な実例を知りたい
・体調が悪いので健康に&元気になりたい
・生きててしんどくて好転させる方法の参考が欲しい
・チャクラについての概要
・エンパス必読「第4チャクラ」について
・エンパスにおすすめの本書の使い方
「チャクラ」と「気」を学べる一冊
人間の体には「チャクラ」があります。
「チャクラ」とは、私たち人間の肉体にある7つの気の中心点のことです。
背骨の一番底(写真の赤い部分)にあるのが第1チャクラで、そこから背骨に沿って、第2、第3〜第7チャクラへと上がっていきます。
この本を読むと、
・各チャクラの霊的な学び
・各チャクラが象徴する力
・各チャクラと身体の病の関係
・各チャクラと感情面の問題の関係
などが分かるようになります。
7つのチャクラに表される霊的な学びを要約すると、次のようになります。
第2チャクラ:セクシャリティー、仕事、物欲について
第3チャクラ:自我、人格、自己敬愛について
第4チャクラ:愛、許し、慈しみについて
第5チャクラ:意思、自己表現について
第6チャクラ:知性、直感、洞察、叡智について
第7チャクラ:霊性について
この1つ1つが私たちの体と感情と結びつき、【エネルギー – 体 – 感情】という三位一体の関係をつくっているのですね。
例えば「第5チャクラ」は一番分かりやすいです。
一番下の赤い部分が「第1チャクラ」なので、下から順に数えて5番目、喉のところにある青いエネルギーが「第5チャクラ」になります。
「第5チャクラ」の学びは「意思と自己表現」です。
「意思と自己表現」の学びを象徴するチャクラは、私たちの喉にあります。
第5チャクラに傷がある、つまり「意思と自己表現」の学びにカリキュラムを多く持っている人は、感情的に「言えなくて苦しい」という思いを抱えがちになったり、咽頭炎や甲状腺の病気を発症しやすいと言えるわけです。
このように、いつも【チャクラ – 感情 – 体】がそれぞれの部位に近い場所で結びついているのですね。
自己表現=喉、ということで、「第5チャクラ」はとてもイメージしやすいですよね。
同じように他のチャクラも、それぞれが持つ「霊的な学び」に基づいて、体や感情の不調と密接に関わり合っています。
それがイメージできると、体調が多少悪くなっても「これは何のメッセージ?」「今どういうエネルギー状態?」という目線で自分に目を向けることができるようになります。
みえない世界やエネルギー状態にとても敏感なエンパスの方で、自分の感情や身体の状態が分からなくなっていたり、「毎日どこかしら体調が悪い」という悩みのある人は、チャクラの知識を学んで日常に取り入れるとめっちゃ楽になれますよ!
エンパスは「第4チャクラ」を読もう!
エンパス気質が強い人は、特に「第4チャクラ」についてを読んでみると良いでしょう。
:愛、許し、慈しみについて
身体との気的な繋がり
:心臓、循環器系、肩、胸、肺、横隔膜など
第4チャクラの学びは「愛」です。
エンパス気質の強い人は、身体の不調に「喘息」「不整脈」「肩こり」「動悸」などを抱えていることが多いと思います。
それもそのはず、これらの症状は「第4チャクラ」と結びついているからだ、ということが、本を読むと少しずつ分かってきます。
自分を愛するためには、私たちを支配する「傷ついた子ども」を心の中の権威の座から引きずり下ろさなければならない。
(中略)どんなに苦痛であろうとも、全ての体験には霊的な洞察が隠されているということを、「傷ついた子ども」は理解できないのだ。
私たちが「傷ついた子ども」のように考えている限り、愛は条件付きでしか与えることができず、それを失うことを極端に恐れ続けることだろう。
7つのチャクラ263-266ページ
などドキッとすることも書いてあります(笑)。
人のエネルギーを拾いやすいエンパスの気質は、「傷ついた」「傷つけられた」という被害者の立場を脱してこそより輝きを増すものです。
エンパスで辛かった過去のある人は「第4チャクラ」について少しだけ詳しくなって、「傷つけられた」というフェーズを脱し、エンパスならではの大きな愛を再起動していくのがお勧めなんですね。
エンパスにおすすめの読み進め方
さらにエンパスさんにお勧めの「この本の使い方」を、あといくつかご提案していきます!
この本は実例がとても多くて、訳本なので読みづらく感じたり、初めて読む人には「さっぱり分からない」「最後まで読めない」と思うことがあるかもしれないので、自分に合った形で読み進めましょう!
「辞書」的に使う
体調や感情に問題がある時、「エネルギー的にどういうことなの?」ということを知りたい時に、気になるチャクラの章だけを読む!という方法がまず一番のお勧めです!
【エネルギー – 体 – 感情】の関係を図表で一覧にしているページがあるので、そこから「このチャクラかも!」という目星をつけてその章だけ読み、実例の中から自分に似た例を探すと良いです。
「自己探求の友」として使う
「辞書」的な使い方だけでなく「もう少し深く自分を振り返るのにも使いたい」と思うなら、各チャクラの章に「自己探求のためのチェックリスト」がついているので、気になるチャクラのチェックリストを読み込んでみましょう!
例えば最初に例に挙げた「第5チャクラ」のリストには、
必要なときには、自分を正直に、心を開いて表現することができるか。もしできないなら、なぜできないのか。
「7つのチャクラ314ページ」
変わらなければならないのがわかっていることについて、自分と「交渉」して行動を起こすのを先延ばしにし続けていないか。
などなど、なんともドッキリしちゃうような項目もあります(笑)。
どのチャクラのチェックリストが一番刺さって「ぐはぁ!」と言いたくなるか、全てをざっと読んで確認してみても良いですね!
全章をくり返し読み込む!
さらに本気の人は全体を繰り返し読みましょう!
最低5周くらい!笑
チャクラの状態とは本当に不思議なもので、第1〜第7を行ったり来たりしながら、少しずつ全体の調和が取れていきます。
↓
第5チャクラ(自己表現)の傷も少し癒える
↓
言えなかったことが言えるようになる
↓
第1チャクラ(物質界を生きる)の力が少し出てくる
↓
さらに癒しを勧める行動を起こせる
というような感じで、順番はバラバラに、でもそれぞれが全体に影響し合って癒しが進んでいきます。
この本も全体を通して読むと、1周目では分からなかったことが2周目に分かるようになったり、3周、4周、5周と進むうちに、それまで「痛すぎて読めなかった」みたいな例も読めるようになったりもします(笑)。
本気の人は、ぜひ1周でやめずに何回か読んでみましょう!
【番外編】私の使い方
私がこの本を初めて手に取ったのは2018年頃だったと思いますが、一番最初に読んだ時はもーー本当に意味が分からなくて(笑)、第6チャクラ以降は全然読み進められなかったのを覚えています。
それから2年くらいかけて何周も読んで、マーカーを引きまくり、自分の気づきや洞察を書き込みまくりました。可能な限り自分と照らし合わせながら読みました。
今でも折に触れてパラパラめくっています。
自分で書き込んだ気付きも一緒に読んで、「あーすっかり忘れてたなー」と思ったり、逆に「今はもう一段深まってるなー」と気付いたり、色んな気づきがあります。
ということで、私にとっては「行き詰まった時に読み返す本2冊」のうちの1冊です!
*ちなみにもう1冊はこちら。
「ライフ・レッスン」
https://colorflow.jp/book-24/
「気」や「直感」や「愛」を再起動したいエンパスの方は、ぜひコミットして何周か読んでみてください。めっちゃお勧めです。
魂を生きる階段 本当の自分にたどり着くために
著者:キャロライン・メイス
出版:サンマーク出版