本田健さんの「未来は、えらべる!」を読みました!
前回読んだのは、2017年の5月です。
「ほー!なるほどー!」
「めっちゃよく分かったー!」
と思ったような記憶がありますが(笑)、今改めて読んでみると、
「さ…さっぱり分からん…」
と感じ、本を持ちながら唸ってしまいました。
今回は自分にも分かる言葉に置き換えながらガッツリ読んだので、残しておきたいと思います!
欲しい現実は自分が決める!
この本で一貫して書かれていることは、タイトルの通り「自分の欲しい現実、欲しい未来は、自分で選べる」ということです。
人は誰でも欲しい現実があるでしょう。
「お金の心配がない世界に生きたい」とか、「信頼できる家族と愛し合って生きたい」とか、「学問で大成したい」とか…。
そんな欲しい現実は、私たちが「そうなる」と決めるだけで手に入ります。
椅子から立ち上がる時に勇気がいらないように、理想の現実を手に入れることに対しても「そうなる」と知っていれば、勇気は要りません。
にも関わらず多くの人が「願いが叶わない」と感じ、もがいています。
何故でしょうか。
理由① ネガティブな観念
人間にはネガティブな思い込みがあります。
「現実が変えられるわけがない」とか、「私なんてどうせダメだ」とか、心理学でいうところのビリーフがそれです。
このビリーフはとても複雑で、あらゆるものが絡み合って出来ています。
そして「動くと怖いことが起きるよー」と言って、怖れを以て人を縛っておきたいシステムです。
理由② 「怖れ」と「分離感」
人間関係でも、お金のことでも、健康問題でも、人間が経験する問題の根っこは「怖れ」です。
人は、本来の自分(潜在意識でやりたいことや、ワクワクすること)と繋がっている時には「怖れ」や「不安」は感じません。
本当のやりたいことを無視し続けてそれが普通になり、本来の自分との間に「分離感」が生じると、他人との間にも分離を感じます。
ビリーフも本当の自分との繋がりを遮ってきます。
それが続くと「怖れ」が肥大化し、今いる場所にがんじがらめになってしまいます。
人は本当は強い!
このように怖れとビリーフがあって、人は今いる場所に留まってしまいがちです。
でも、「人は本当は強い」とも書かれています。
ビリーフは気付いて光を当てさえすれば、もう怖くない。
自分との繋がりを取り戻しさえすれば、「怖れ」も手放せる。
そうなれば、あとは自分の欲しい未来まで一直線です。
自分の未来は「波動」が決める
本当の自分との繋がりを取り戻せば、欲しい未来へ行ける。
今後はそれぞれの人が持つ「波動」によって、未来は細分化していきます。
・欠乏とコントロールの波動
・豊かで平和な波動
大きく分けると2つですが、これ以外にも無数にあって、波動がある程度に通っている人どうしでないと、同じ世界にいれないそうです。
つまり、「パラレル・リアリティー」になっていきます。
今はまだ別の波動とも行き来ができるけれど、近い将来別の波動の人とは出会えなくなり、一緒に存在できなくなるのです。
だから今のうちに、行きたい未来を選びましょう。
・情熱を持てることをする未来
・ポジティブな未来
・愛あふれる豊かな未来
そんな未来へ行くと決め、怖れを手放していくことが、今の時代にできる「準備」です。
感想:どんなことでもポジティブな面を探す
自分の波動が、行く世界を決める。
それは人の波動によって細分化して、「パラレル・リアリティー」になる。
・・・本当にその通りですね。
今はネットの発達で、見たいニュースだけを見て、繋がりたい人とだけ繋がれることが日常になっています。
本の中でバシャールは、
「戦争をしたい人は戦争のある世界へ、したくない人は戦争のない世界へ行き、それは交錯しない」
と書いています。
私は日本がとても好きなので、国レベルではどうなるんだろう?と考えました。
日本を真に平和な国にしたいし、文化や言語を後世に伝えていきたいって思うけれど、一方でそれを好まない人がいるのも事実。
それが2つの世界となって「パラレル・リアリティー」として存在するというのは、いったいどういうことなんだろう??
・・・ここだけが、まだちょっと腑に落ちていませんが、おそらく1つの文化や国に心酔しすぎることは、執着=怖れの波動なのかもしれませんね。
それにしても昨年読んだ時に比べると、かなり理解度が進んだ気がします(笑)!