先日、湘南のワークショップに続き個人セッションを受けてきて、やっとコアビリーフにアクセスすることができました。
ビリーフとは
ビリーフとは心理学用語の1つで、自分が生きる過程でインプットしてしまった、無意識の「思い込み」や信念、世界観のことを言います。
例えば今までの私のビリーフは、下記のようなものがありました。
- 働かざるもの食うべからず
- 嫌なことを我慢するのが仕事だ
- 頑張らない自分には価値がない
- どうせ人は信用できない
などなどなど…(笑)
こんな世界観で生きていたら、しんどくて仕方がない訳です。
これを1つずつ、何とかリセットしながら、やっとここまで歩いてきました。
この細かいたくさんのビリーフを生み出している大本、総本山があって、それが「コアビリーフ」と呼ばれます。
私のコアビリーフは何なのかな?と思いながら過ごしてきました。
数日前、ようやくアクセス完了したところです。
「私は無力である」というコアビリーフ
私のコアビリーフは、なんと
「私は無力である」
でした…これは本当に意外でした。
今まで、少なくとも表層意識では、「私はできる」と思いながら生きてきました。
会社でも家でも、「仕事を辞めるなんて才能の無駄遣いだ」と言って、憚らないこともありました。
それが深いところで「私は無力だ」と思っていたなんて。びっくりです。
でも、改めて意識してみると、私はこの「無力ビリーフ」に、すごく支配されて生きていることが分かります…。
冷静に客観的に自分を見てみれば、結構いいものを持ってるんですよね。
少しなら気も視れるし、英語のセッションもできる。
鬱病を克服した経験もある。
人によっては「羨ましい」と思ってもらえる能力を、ちゃんと手に持っていたりする訳です。
でも、使えない。
それは「私は無力だ」という思い込みが一番深い所にあるから、使いこなせないのです…。
この思い込みがひっくり返って「私は無力じゃない」になれば、すぐにでも人を助けることができたり、お金を稼ぐことができるかもしれません。
でも、できない。
無力ビリーフに支配されている限り、新しい一歩は踏み出せないし、お金も稼げないままだということが、今身をもって分かります。
とは言っても、どうすればいいのか。
よく、「コアビリーフを手放す」という言い方がされます。
私の場合は、「手放す」というのもちょっとピンとこないんです。
というのは、「私は無力だ」という思い込みを払拭したいがために、死に物狂いで頑張った結果が今の自分だ、という思いがあるからです。
それに「無力でもいいじゃん」と思いたいというか…。
なんとか「無力でもいい」と「無力じゃない」を、同居させていきたいなーと、今は漠然と考えているところです。
でも違うのかな。
やっぱ「手放す」方がいいのかな。
…と思いつつ、まぁまだアクセスして4日なので、のんびりいくしかないですね。

外山 周
幼い頃から思っていることを言えずに育ち、アメリカの大学をうつ病で中退。帰国後に就職して英語スクールの立ち上げで成功するも、燃え尽きて退職。その経験から心理セラピストを目指すが、その過程で婚約者と破局。そんな中でセラピーを極め、見えないものに敏感なことを活かして「癒える」と「言える」に寄り添うセッションを開始。恋愛セラピーが好評。
心理セッションと英語トレーニングを組み合わせた、独自の英語サポートも準備中。
★詳しいプロフィールと今後の活動展開はこちらからどうぞ!

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