普段は「ミスティカルシャーマンオラクルカード」というデッキでリーディングを行っています。
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不機嫌な人に影響を受けすぎてしまいます。職場にいつも不満や悪口を言っている人がいて、出勤が被る日は同じ空間にいるだけで疲れ果ててぐったりします。相手と離れたくても離れられない場合、影響されないためにはどうしたら良いのでしょうか。
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あーーーこれは大変ですね。
お気持ちすごくすごくお察しいたします。
私も昔は上手く防御することができなくて、会社の先輩の愚痴を聞いたら喘息の発作を起こしたとか、同僚がモラハラに逆らえずにいる場面に居合わせたら発熱したとか、そんな影響を散々受けてきました。
このようにネガティブな気に敏感で、体に不調が出るくらい影響されてしまう体質を「吸収体質」と言います。
無意識のうちに、ネガティブな気をスポンジのように吸い込んでしまうのですね。
体に不調が出るのは、いわばその浄化作用の側面があります。
これはもう持って生まれた体質のようなもので、「一切吸収しなくなって影響を受けなくなる」を目指すのは、いってみればスポンジにアルミホイルになれと言っているようなものです( ;∀;)
なのでまず最初の関門として、「自分はスポンジで、アルミホイルにはなれない」ということを受け入れる必要があります。
そして「影響されない」という一言を、「スポンジはスポンジとして強みを活かして生きるんだ」というイメージで定義してみると良いでしょう。
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さて、ここから「不機嫌な人」の話をしていきますね!
この話をする時、私はいつも呪術廻戦の「領域展開」という技を例に出します。
知っている人はぜひ思い浮かべてみてください。
「領域展開」っていうのは、自分の領域(世界みたいなもの)を作ってそこに相手を引き摺り込む技です。
自分が作った領域の中ではステータスが上がって、攻撃も相手に必ず当たるようになります。
相手に確実にダメージを与えられるんです。
不機嫌な人は、この「領域展開」をしてるようなものです。
だから引き摺り込まれたらもう終わりなんですね。
なかなか太刀打ちできないし、引き摺り込まれた時点で相手のペースに飲まれてしまっていて、一方的にやられてしまうんです。
つまり私たちは、まず何よりも先に「引き摺り込まれないこと」を覚えなくてはいけません。
物理的に離れられるなら、遠慮なく距離を取りましょう。
「逃げるみたいで嫌だ」「ここで逃げても何にもならない」などと思い詰める必要はありません。
配置換えなど現実的に離れられるかもしれない手段があるなら、思い切って検討すると良いでしょう。
それが難しいなら、「引き摺り込まれそうになった瞬間に上手く逃げる」という技を覚えましょう。
相手がエキサイトし始めたら「はー大変ですね、すいませんちょっとトイレ行ってきますー」と言って席を立つとか、「そーなんですか、そういえばこないだの件なんですけど」と言って話を逸らすとか。
とにかくこちらが「まともに聴きませんよ!」というエネルギーを纏うことです。
それが相手に伝われば、相手も少しは遠慮してくれるようになると思います。
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なんですが、このやり方は小手先でやると疲れてしまったり、こちら側の「聴いてあげなきゃいけない」という思い込みが強すぎる場合は罪悪感が出てきたり、もしかすると相手の反撃を喰らったりして、なかなか上手くいかないことがあるかもしれません。
一時凌ぎの応急処置にしかならない、といったところなのです。
・・・ここでまた「領域展開」に戻ってくるんですけど、この技はなかなか上手くできていて、自分の領域を作ってぶつければ相手の領域を打ち消すことができる、という性質になってます。
これは、ネガティブな相手に対峙する時も同じです。
こちら側が相手のネガティブを上回るポジティブな領域を作り上げて、それをぶつけてやればいいんです。
まずは私たち自身が、不満のない世界に生きることです。
「はー今日も家は居心地がいいなー」
「彼氏と過ごす時間がめっちゃ幸せー」
「ハーブティー飲んで読書するの好きー」
「友達とご飯シェアすると元気が出てくるー」
みたいに感じられる時間を増やし、そうやって生きることをデフォルトにすることですね。
ちゃんと「こっちが自分の世界だ」と思える場所を作って、自分の意思で「私はこっちの世界に生きる」と決めて、毎日ちゃんとそこに帰ってくるようにすることです。
具体的には家を整えたり、テンションの上がるお洒落をしたり、好きなご飯を食べたり、趣味や仲間を見つけたりしてみましょう。
そして自分の意思で、ちゃんとそこに帰ってきましょう。
「自分の力で」
「自分の意思で」
「自分の世界を選ぶ」
これがすっごく大切です。
自分だけのポジティブな領域を作り出すことができれば、多少ネガティブなことを言われても前ほど動じなくなります。
「へーそうなんすか!頑張ってんすね!そりゃムカつくのも無理ないすよ!さー今日もがんばりましょ!」みたいな感じであしらうことすら可能になります。
そうなると、もう相手の領域には巻き込まれないですみますね!
もし万が一巻き込まれることがあっても、ちゃんと帰ってくる場所があれば大丈夫です。すぐに復活できますよ!
・・・本当に不思議なんですけど、自分がそうやって生きられるようになると、びっくりするくらい「他人から愚痴や不満を聞かされる」ということが無くなっていくんです。
そういう相手とは自然に縁が切れたり、愚痴や不満なしで話せるようになったり、そういう変化が起きてきます。
これは本当に本当なので、それを楽しみに、まずは自分のエネルギーから変えていくのが良いですね!
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ということで、「逃げろ!」「聴くな!」という応急処置と、「自分の領域を作ってぶつけられるようになろう!」という根本的な方法をお伝えしてきました。
せっかくなので、ここからさらなる上級編をちょこっとだけ書いておきますね!
不機嫌な人は、なぜ悪口や不満を言うのでしょうか。
「なんでだろう?」って考えてみたことありますか?
私たちの目から見て、不機嫌な人を「もーいい加減にしてほしい!最悪だ!自分の感情くらい自分で責任とれ!」と言ってジャッジすることはとても簡単です。
でもそれをやってしまうと、こちらも不機嫌な人と同じエネルギーを放つことになってしまいます。
攻撃されたからと言って同じだけの攻撃力で反撃に転じれば、この世界の波動はいつまで経っても「争う」に留まったままです。
不機嫌な人は、寂しいんですよ。
たくさんの満たされない思いを抱えて、一生懸命頑張って、それでも「認められない」「愛されない」「悲しい」「誰か!」と思って、ただ愛を求めて生きています。
私たちとおんなじです。
それを悪口や不満という形にして、手っ取り早く外側に放つことを選ぶ人たちもいる。
全く別の方法を探して、色々試して、なんとか光に変えていくことを選ぶ人たちもいる。
誰がどれを選んでも、ただ「あの人はこれを選んで、私はこれを選んでいる」という事実があるだけです。
良い悪いはないんですね。
自分で選びましょう。
そして「自分は悪口や不満は言いたくない」「平和な世界を選んで生きるんだ」と選んだなら、その時はちょっとだけ、不機嫌な人の寂しさを分かってあげてください。
それだけであなたのエネルギーは、以前と全く違うものになります。
そうなったら不機嫌な人に影響を受けないどころか、不機嫌な人を救うことすらできちゃうかもしれませんよ。
ただこれはあくまでも最高難易度のミッションなんで、くれぐれもご無理なさらずにー!
自分のペースで、少しずつ自分のエネルギーを変えていってくださいね。
以上でご参考になれば嬉しいでーす!
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