・いつも寂しい気がする
・人と一緒にいても満たされない
・寂しい時に人と話すと、聞いてもらえないどころか逆にわーっと話をされて余計に消耗した
などでめっちゃ悩んだ過去のある人です!
あなたは「寂しい!」と思う時、どんな風に過ごしていますか?
エンパスの人は外側の刺激に敏感ですが、一方で外側の誰かと繋がれない時も「寂しい」と感じます。特に夜中や早朝は寂しいですよね。
エンパスさんの大変なところは、一人でいるのは寂しいけど、誰かと話しても会ってもやっぱり寂しい!っていう点なのです(笑)。
・一人でいるのが寂しい
・不安、恐怖、無気力感が湧いてくる
・かと言って人と一緒にいても寂しい
・仕事をしてると気が紛れるけど、イライラしてる人が身近にいるとキツイ
・回復には一人の時間が必要
・でも一人でいると寂しくて不安でしんどい
(以下ループ)
・・・なんてことを、今まで繰り返してきませんでしたか?
私も長い間これをやってきて、「身近な相手と一緒にいても満たされない」とか、「寂しくて人に電話をかけたら、聞いてもらえないどころか逆にわーっと話をされて余計に消耗した」とか、そんなことがしょっちゅう起きていました。
一人でいても寂しい。
他人と一緒にいても寂しい。
(寂しいどころか疲れ過ぎたりもする)
もーーー本当に困ってしまいますね!
でも大丈夫です!実はこの「寂しさ」というのは、エンパス最大の味方です。あなたがエンパス気質を活かそうと思う時、きっと役に立ってくれます。どうやって孤独感と付き合えばいいのかを見ていきましょう!
エンパスが「寂しい」を感じる理由
まず、エンパスの「一人でいても他人といても寂しい」という独特な孤独感について見ていきましょう!
エンパスじゃない人は、人と一緒にいる間は寂しさを感じなかったり、気が紛れていたりしますよね。でもエンパスの私たちは、なかなかそうはいきません。
「分かってもらえない」という諦め
エンパスは、生まれつき他人の感情を吸い込んで生きています。他人の痛みや傷、負の感情をそのままダイレクトに感じ取ってしまうのです。
ところが私たちが痛みや傷に耐えられなくなった場合、同じようにダイレクトに吸い込んでくれる相手は殆どいません。
特に子供時代をエンパスと逆の性質を持つ家族の中で過ごし、「強くなれ」「敏感すぎる」「論理的になれ」等と言われて育った場合も多いでしょう。
そんな訳で、エンパスが大人になる頃には、
「どうせ分かってもらえない」
「相手に伝わる話し方をしないといけない」
「なぜか人から感情の捌け口にされる」
「でも私の感情は誰も聞いてない」
「人間怖い」
みたいな気持ちを抱えることになります。そりゃー人生生きづらいし、デフォルト設定が「寂しい」になるのも当然ですよね。
エンパスの寂しさはデフォルト設定
そこで私たちは、大人になってからも「もしかしたらこの人だったら分かってくれるんじゃないか!?」を試し続けたり、ちょっと自分の世界観を話してみたり、何かとトライをし続けます。
そして厄介なことに、
・相手がどのくらい分かっているのか
・本当に分かろうとしてくれているのか
・その言葉はどんな気持ちから出ているのか
・本当に心を重ねてくれているのか
などなど、これまた相手の空気から感じ取ってしまう訳です(笑)。
正面から「考え過ぎじゃない?」とバッサリ言われるのはまだマシで、「分かるよーそうだよね(本当は分かってない)」みたいのが一番寂しかったりします。
この独特の寂しさを分かってくれる人は、まず身近には現れません。それどころか「相手に聞いてみないと分からない」などと言われて、余計に寂しさを抱えることもしょっちゅうあるでしょう。
どれもこれも、エンパス気質のせいで起きること。
つまり残念ながら、エンパスの孤独感はデフォルト設定!なのです。
ここまでのポイント
・幼少期からの「分かってもらえない」という諦め
・どの程度分かってくれているかを読んでしまう
・寂しさはエンパス気質のせいで付きまとう
・つまりエンパスの孤独はデフォルト設定
エンパスの「寂しい」時の対策
ということで、エンパスの私たちにとって、孤独感は一生続くデフォルト設定なのです。
でもデフォルト設定なら諦めるしかないのか?と言えば、決してそんなことはありません。いよいよ具体的な対策を見ていきましょう!
1. 人に会わない
寂しい時に人に会うのは、エンパスには向いてません。一時的に寂しさは紛れるかもしれませんが、余計に寂しくなる可能性がある上、そんな時ほど相手の感情を吸い込みすぎる危険があるからです。
調子を更に崩すと、回復に余計な時間がかかります。ここはグッと堪えましょう。
2. 小説やドラマがおすすめ
どうしても寂しくて仕方ない時は、お気に入りの小説やドラマ、漫画やゲームなどの創作物に没頭しましょう。
感情移入が得意なのはエンパスならでは。感情が動くと、寂しさもちょっとは落ち着くことが多いようです。
エンパスさんは長年感情を押さえ込んできて、意外に「頭の言葉」が強いことも多いと思うので、思考を強制ストップさせる意味でもおすすめです!
3. 分かって欲しい内容を言葉にする
ここから「寂しさを紛らわす」ではなく、能動的に「寂しさを味方につけていく」作業になります。
そもそもエンパスの寂しさは「分かってもらえない」から来ていることが多いので、誰に何を分かって欲しかったのかを言葉にしていきましょう。
とにかくコツコツ言葉にしていくのが鍵です。誰かに話すとまたヘコむ結果になることが多いので、文字で書くなり、一人で喋るなりして、「自分の言葉」を見つけていきます。
自分が自分の言葉を分かってあげると、寂しさは一時的に和らぎます。
4. 瞑想する
言葉を見つけながら、更に瞑想をするのがおすすめです。慣れてくると「寂しさにダイブする」という感覚が分かるようになります。
実は「寂しい」というのは、あくまで肉体レベルの感情なんですね。感情の層を超えて「魂」や「気」の層まで辿り着けるのもまた、エンパスが生まれ持った才能なのです。
最初は瞑想もしんどいですが、ここまで辿り着くと本当にめっちゃ楽になります。目を閉じて呼吸に意識を剥けるところから、ぜひトライしてみてください。
ここまでのポイント
・人に会わない
・創作物に没頭し感情を動かす
・誰に何を分かって欲しいのか言葉にする
・瞑想して「寂しさ」にダイブする
「寂しい」はエンパス最大の味方
ということで、私たちエンパスが独特な孤独から逃れることは、きっと出来ません。
でもむしろ寂しさを友達として受け入れていけば、そこからもらえるギフトは計り知れないものになります。
私たちエンパスの本当の願いは、
・優しい繋がりの中で生きたい
・誰かと心を重ねたいし重ねて欲しい
・誰も置いて行きたくない
・傷ついた人には癒されてほしい
・みんなが幸せで平和でいてほしい
というような、優しくて静かなものだと思います。
今まで長いこと、競争や支配の多い時代が続いて来ました。それが終わろうとしている今だからこそ、私たち独自の性質が活きる時代がやって来ました。
次の時代への鍵は、エンパス独自の孤独と寂しさの中に眠っています。
寂しさを迎え入れた時、あなたの繊細なエンパス能力がギフトとなり、たくさんの人たちのために活きるでしょう。
ちょっと元気が出たら、探しに行きましょう。
それを探していける人だからこそ、私たちはエンパスに生まれて来たのですから✨
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