普段は「ミスティカルシャーマンオラクルカード」というデッキでリーディングを行っています。
→ 詳しいプロフィールはこちらからどうぞ!
↓ 今回のご質問はこちら ↓
自分がエンパス気質が強かったことに、最近になってやっと気づきました。これからエンパス気質に振り回されなくなることは可能なんでしょうか。エンパスとして成熟するにはどうしたら良いのでしょう?
***
最近「私ってエンパスだったんだ」と気づいたところなんですね!
エンパスとして成熟するまでの道のりは、まず「気付く」ところから始まります。
なので「私ってエンパスだったんだー!」と思えたのはとてもいい第一歩で、その情報に自分の力でたどり着いたあなたには、必ず「エンパスとして成熟する」「その力を他人のために使う」という未来が待っていると思いますー!
これからじわじわとエンパス気質と仲良くなりましょう!
さて、ご自身がエンパスだったと気付いてみて、今どんなお気持ちでしょうか。
「マジか!」
「謎が解けた!」
「そりゃ今まで生きづらいわけだよね!」
「はースッキリ!」
って思うでしょうか。
それとも、
「いやいやちょっと!」
「認めたくない!」
「エンパス気質なんていらない!」
「結局普通の人みたいに生きれないってこと?」
って思うでしょうか。
いずれにしても、それがそのまま「いつかエンパスとして成熟する」という未来に繋がっています。
自分のエンパス気質を受け入れて&使いこなせるようになっていく時は、ざっくり言うとこんな↓過程を通ります。
- 「エンパスだった!」と気付く
- 謎が解けてスッキリする
- 一方で絶望する
- 自分事として受け入れ始める
- 人のために力を使おうと志し始める
私自身も、自分が初めて「エンパスだった」と気付いた時はだいぶ絶望しました(笑)。
当時は「エンパス」はもちろん「HSP」という言葉も全然知名度がない頃で、今よりずっと「そんなん言い訳だ」「弱いだけだろ」「繊細ヤクザ」と言われちゃいそうな雰囲気が強くありました。HSPだと認めた時よりも、エンパスだと認める時の方が500倍くらい勇気が要ったなぁ。
今まで生きづらかった理由が分かってスッキリした一方で、どうしても「この気質と一生付き合っていくのか」「じゃあもう一生、いわゆる普通の人みたいに飲み会を楽しんだり、普通に会社で出世していくことはできないんだな」と思いました。
それまで散々憧れて、「私もあんな風にいきたい」と願った生き方が、この気質を持っている限り一生叶わないんだなと思ったんですよね。
その絶望を1つずつ、
「あー普通に生きたかったんだねぇ」
「会社で成功したかったんだねぇ」
「飲み会を楽しめる自分になりたかったんだねぇ」
「みんなと仲良くしたかったんだねぇ」
「今までいっぱい頑張ったんだねぇ」
と認めていったら、ある日を境に
「いや会社で成功とか無理っしょ」
「そんなん全然私らしくないっしょ」
「飲み会とかうるさいし音大きいし無理っしょ」
「仲良くしたいのはもっとーーな人たちっしょ」
「もう頑張らなくていいっしょ」
に変わり始めました。
「私は大きい音が苦手だし、3人位以上が集まる場所も苦手だし、建前だけの会話もアルコールも苦手だ。だからもー飲み会を楽しめない自分でいい」って思えるようになったんですよね。
「飲み会も複数人の会話も苦手だけど、その代わり1人の人の話を深い層まで聴くのは得意だ」とか、「大きい音は嫌いだけど、その代わり誰かの文章からあらゆる情報を読み取ることができている」という感じで、絶望と隣り合わせの希望の部分にフォーカスを当てられるようになっていきました。
「気付いて絶望する」を通り抜けたことで、やっとここで「自分事として受け入れる」ができるようになっていったんです。
気付く → 絶望する → 受け入れる
このフェーズで、ひたすら「私ってこんな人」っていうのを見つけていったんだと思います。
ここまでやるだけでも、かなり自分軸がハッキリしてきて生きやすくなるはずですよ!
もし少しでも「絶望」があるなら、まずは「あああー!なんで私がエンパスなんだよおおお!無理いいい!嫌だああああ!」って言ってみるのがお勧めです(・∀・)
***
ここまでやるだけでもだいぶ色々変わってくると思いますが、さらに「成熟」を目指すとなると、次はどうしても主体的に行動してみる必要があります。
「成熟」ってのはつまり、「自分のエンパス気質をきちんと受け入れて掌握できている&それを人のために使うことができている」という状態ですよね。
この状態になるためには、どうしても「色々試しながら自分なりの方法を探していく」しかないんですよねー。
エンパスにも色んなタイプの人がいます。
どんなやり方で人のエネルギーを察知しているのか、またどんなやり方で自分のエネルギーを他人のために使っているのかは、人によって全く異なっているはずです。
例えば私は「文字情報」からイメージを受け取る人なので、誰かが書いた文章から大量のエネルギーを察知しています。対面だと処理できません(笑)。どうしても物理的な「距離」が必要なタイプですが、その代わり「遠くから緩く長くエネルギーをホールドする」みたいなことは得意です。
一方で、例えばエンパス力をマッサージに使っている人は「触らないと分からない」「体をみないと分からない」と言うと思いますし、音楽などの表現者の方は「その場の空気を自分のものにする」「自分のエネルギーの中に観客を入れる」みたいな感覚があるかもしれませんし、芸術家タイプの方は人間じゃなく自然や見えない存在と繋がる感覚を強く持っている人もいると思います。
本当に人それぞれなんです。
そしてこれは誰かが答えを教えてくれる類のものではなくて、私たち一人一人が、過去から発掘したり、改めて行動してみたりしながら、「私にはこの方法だー!」って体感するまで探し続けていくしかないものです。
最初は上手くいかなかったり、匙加減に悩んだりすることがあるかもしれません。
それでも自分で試行錯誤しながら、「今回はちょっとやり過ぎたな」「こういうタイプの人にはエネルギーを渡したらダメだな」「自分が枯渇するとやべーことになるんだな」と体で理解して調整していくしかないんですね。
ということで、
気付く → 絶望する → 受け入れる → 行動する!
という流れのうち、絶望〜行動は何度もサイクルをループしたりもするでしょう。
私はめっちゃループしました。
というか今でもよくループしてます(笑)。
「成熟する」っていうのは「成熟してない / 成熟している」の二つにバキッと分かれているわけではないんです。このループを繰り返しながら、ちょっとずつ「成熟度が上がっていく」という未来を目指せたらいいんだと思います。
まずは「私ってこんな人ー」という部分を一つでも多く見つけて受け入れるところから、そして行けそうなら「人のために自分の気質を使うとしたら?」と考えて行動に移してみるところから始めていってはどうでしょうか。
毎日少しずつやっていけば、きっと数年後の今日は全く違う1日になっていますよ☺️
***
●今回のQ&Aを読んで「こんなことも聞いてみたい!」と思ったエンパス仲間のあなたから、ご質問をお待ちしております。可能な限りブログ上で回答させていただきます!(掲載まで時間がかかるかもしれません&不採用になる場合もあるかもしれませんが、気長にお待ちくださいね。)
こちらのリンクをクリックして、
フォームにご質問を記入してお送りください。
エンパスさんからのご質問
にお答えしていきます!