・「時代が変わってきている」という実感のある人
・「神社仏閣にかつての神様はいない」と聞いてピン!とくる人
・家系や先祖の中で「明らかに自分1人だけ異質だ」と感じる人
・覚えておきたい一番のポイント&本書の読みどころ!
・個人的な感想&読後の変化
本書のポイント!
・現在地球は大きな転換期を迎えていて、「夜の時代」から「昼の時代」へと移り変わろうとしている。
・「夜の時代」は神様や先祖(ガイド)が強い力を持っていて、支配を受け入れ、指示に従っていれば安全だった。全ての人が一つの方向を向いて、全員が同じように頑張ることで、今の物質社会を作り上げた。嘘も建前もあるのが当たり前。いわゆる魂年齢が低い人が活躍した時代。
・今迎えつつある「昼の時代」は、神様や先祖は役割を終えて地上を離れ始め、私たちにはそういった今までの時代の護りはなくなりつつある。支配も指示もない。外側に答えは無くなった。だからこそ自分の内面=魂だけが、これからの本当の答えとなる。魂年齢の高い人が生きる時代。
昼の時代は、大人の魂を持つ人の時代です。
自分で常に問いかけ、答えを出す。答えを出すために、今までのように誰かの言葉を信じて従うという思考停止をしている状態ではなく、自分で調べ、自分で考え、環境をよく観察し、そこで起こることを感じ取り、これまでの価値観や状況に引きずられずに、自分で判断し行動していく。
この一連の流れの中で「覚悟」して行動を起こせるようになると、ガイドのシステムから離脱できるようになっていくのです。
本書161ページより抜粋
・「昼の時代」の「愛」は、今までの時代の視点から見ると、氷のように冷たいものである。困っている相手に手を出して助けてあげることが愛なのではなく、「困っている経験が相手の進化のために必要なんだ」という目線で見守ること、求められればその視点からアドバイスができること。
・「昼の時代」に生き残りたいならば、「昼の時代に適応する!」という強い意志を持って、「常に自分に問いかける」「苦痛があっても “この苦痛は何を気付かせようとしているのか” と自分に問いかける」「自分で選び、自分で答えを出す」という生き方を、日々少しずつ実践し続けること。
・・・その他、
- 昼の時代の地球で愛(安心)を得るための生き方15ヶ条
- 昼の時代への適合チェック
- 昼の時代までの過渡期の今を平穏無事に生きる生き方
の各種チェックリストも便利!
感想と読後の変化
読んだ後最初の感想は、「私は間違ってなかったーーー!!!」でした(笑)。
最近明らかに「家系の学びを収束させるお役割の人」にたくさん出会うようになったし、私自身も普段生活する中で、先祖との繋がりが急激に薄くなっていくように感じていました。
以前ものすごく興味のあった神社仏閣も、先祖のお墓参りも急にどうでも良くなったし、むしろそうして過去を生きた人の想念をたどり、地上に召喚し続けることは、私にとっても彼ら(過去を生きた人)にとっても変化を妨げるんじゃないの?って思うようになったのです。
もういいよ、地上に縛られなくていいよ。
肉体の子孫と繋がらなくてもいいよ。
せっかく肉体を脱いだんだから、
もっと上の世界へ行ったらいいよ。
・・・とでも言うか、なんかそんな感じで。
私には今せっかく肉体があるのだから、過去に存在した恨みや怒りの媒体として地上に存在するのではなくて、「もう感じきりましたよ」って言えるために肉体を使おうと思い始めていたのです。
でもこの感覚を肯定してくれる「スピリチュアル」は少なくて、やっぱりみんな「先祖に感謝」とか言うじゃないですか。
それで悶々モヤモヤしていた時に、本屋でバチッと出会ったのがこの本でした。
そんな経緯もあって、今は「自分の中だけに答えがある」「外側に答えを求めることはもうできない」と言うことが腑に落ちたし(笑)、同時に「諦めずに内側の答えを求め続ければ、外側に必ずヒントが現れる」とも思えます。
誰かにヒントを求められた時にも、ヒントはヒントとしてお伝えしつつ、「でも結局答えは自分自身の中にしかないよ♡」「きっと見つかるから、探し続けてみよう♡」ともお伝えしたりできるようになりました。
それが時々めっちゃ絶望的に聞こえることも知っているので、本書に書かれていた「昼の時代の愛は氷のように冷たい」というのもすごく納得できます。
・・・ということで、私にとっては「芯」を強くしてくれた一冊です。気になる方はぜひ読んでみてください!
「昼の時代」への過渡期を生き抜く選択
著者:天河りえ
出版:ナチュラルスピリット