取り急ぎ、帰国のご報告です。
先ほど家に着きました。さっきまで元気だったのに、家に着いたら急に疲れを感じます(笑)
私はいつも飛行機は通路側の席を取るのですが、今日はほぼ初めて、窓際の席に座りました。
成田の上空から窓の外を眺めていたら、そこには田んぼが広がっていて、区画ごとに違う緑色になっていました。
木が集まっているところ、林や森になっているところが一番濃い緑色。
日本には、「緑」を表す言葉が沢山あります。若葉色、深碧、鮮緑…私が知っているのはこのくらいですが、きっともっとたくさんあるでしょう。
一本ずつの草や稲が生えて、集まってそれぞれ違う「緑色」を作り、さらにそれが集まって全体の緑色をカラフルにしていて、上から見たらとてもきれいでした。
それを見て、日本の古い言葉で、国民を「民草(たみくさ)」と呼んでいたことを思い浮かべました。
草が元気で緑に茂る様子と、国民が元気で生きる様子を例えた言葉なのかもしれません。
草が元気に茂るには、適度な雨と太陽の光が必要です。
古代の日本人は天皇を太陽とし、その下の政治的リーダーに雨の役割を求めたのな…と思いました。
雨が多すぎれば洪水が起きるし、草が枯れて地に水が染み込まなければ、どんなに雨が降っても水が巡回せず、干ばつとなります。
太陽はいつも変わらずそこにあるだけです。
日本の空気はすごく重いです。
良い意味でも悪い意味でも、重厚さを感じます。
しばらくまた祝詞を聞いて、日本の空気に慣れようと思います。

外山 周
幼い頃から思っていることを言えずに育ち、アメリカの大学をうつ病で中退。帰国後に就職して英語スクールの立ち上げで成功するも、燃え尽きて退職。その経験から心理セラピストを目指すが、その過程で婚約者と破局。そんな中でセラピーを極め、見えないものに敏感なことを活かして「癒える」と「言える」に寄り添うセッションを開始。恋愛セラピーが好評。
心理セッションと英語トレーニングを組み合わせた、独自の英語サポートも準備中。
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