過去の「体の声」を聞き直す!生きやすい未来へ【ビリーフリセットの旅1】

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外山周です。

セラピーの一環として中退した大学を訪ねるため、アメリカオクラホマ州に行ってきて2ヶ月が経ちました!

遅くなりましたが、総まとめと行きたいと思います。

私は、現地で鬱病になって大学を中退しました。

抗鬱剤で10キロくらい体重が増えたことや、本気で死を考えたこと、中退を決めて帰国する飛行機で泣いたこと、そして帰国してからのこと。

今でこそ笑い話としてケロッと話せますが、こんなにペラペラ話せるようになったのも、この夏現地に足を運んだおかげです。

現地に実際に足を運ぶということは、本当にすごいことです。行ってきて本当に良かったです。

自分でも気付かなかった大量の未完了の感情と、当時は気付かず放置していた身体の感覚、そして様々な記憶を味わい尽くした旅になりました。

「過去の自分を統合する」とはこういうことか…!と、身を以て実感してきました。

写真と併せて、旅の軌跡をご紹介します!

 

「体感覚」に呑まれた初日

殆ど眠れずに朝を迎えた旅の初日、出発が近くにつれ、お腹が痛くなってきました…。

空港について念のためホッカイロを購入し背中を温めましたが、腹痛は酷くなるばかり。

お腹痛すぎる・・・このまま家に帰ってしまおうか・・・

いやいや家に帰るなんてダメだ!みんなからカンパまでいただいてしまったのだから!!!何としてでも行って来ないと!

(※今回の旅にあたり、皆さんからご支援をいただいていました。)

と、20回くらいぐるぐる考えながらいよいよ飛行機に乗り、それからずーーーーっとお腹の痛みと付き合いました。

成田からダラスまでの間、トランジットの待ち時間、そしてダラスからオクラホマまでのフライトまでずっと!です(笑)。

帰りたい、行きたくない、でも行かなきゃいけない!でも行きたくない!

これこそが大学時代から抱えていた感覚だったのだとようやく気付いたのは、ダラスの上空を飛んでる頃でした。

あんなにも「もう1度行きたい!」と強く強く思っていたはずの、オクラホマの土地。

着いたら「わーーーやっと来れたぁー♡」とふんわりした気持ちになると思っていたけど、絶対違う。

きっと実際には「もーダメだ・・・ぐほぉ」と思うんだろうなと、到着直前になってようやく思い至りました。

そしてその予想は、抜群に当たってしまいました(笑)。

 

身体は「帰りたい!!!」と言っていた!

無事大学のそばにあるホテルにチェックインしてから、早速当時よく行っていたスーパーを通って、大学の敷地内に行ってみました。

相変わらずお腹は痛いまま。

「やっとこれたぁ♡」なんて1ミリも思えない。

腹痛と、胸の辺りがそわそわする感じと、足がふわふわする感じに苛まれ、どこに行ってもちぐはぐで、「あれ…こんなんだったっけ…???」という感じ。

なぜ大学に行ってもみんなに会えないのか、なぜ当時のアパートに帰れないのかが不思議な気分になって、まるでタイムスリップでもしたかのようでした。

広過ぎるオクラホマの空。

殆ど何も食べれず、夜も眠れず、ただ身体の痛みとだけ付き合って、ゆっくりと時間が過ぎていきました。

そして2日めが終わる頃、ようやく身体が必死に訴えていたことに気付きました。

あーもう駄目だ。ここにはいれない。もう日本に帰りたい。ここにはあと1秒だっていたくない。いたくないんだ!もう嫌だ!もう嫌なんだよおおお!

・・・と心で実感できない私のために、身体が全力で訴えてくれていた。

そしてそれは多分大学生の頃からそうだったんだろうなと、やっと思い当たったのです。

9年越しに現地に足を運びさらに2日という時間をかけて、やっと思い当たりました。

 

「身体」へのお礼

実は初日の夜、私は航空会社に「フライト明日に変えられませんか」と問い合わせをしました(笑)。

もー帰ろうと思ったのです。

今は日本に帰る場所があるし、旅費を支援してくれたみんなも、きっと今帰っても笑って許してくれるだろう。

そう思えたから、「もう帰っちゃおう」と思いました。

でも大学生だった当時は、そんな風には思えませんでした。

大学生だった頃、父に「やりとげるまで帰ってくるな」と言われていて、私も「帰るくらいなら死ぬしかない」と本気で思ってました。

「道半ばで投げ出したら、父にも祖父にも、家族の誰にも合わす顔がない」と、なぜか本気で思い込んでいたのです。

そりゃー実際死にたくもなるわなwwwって話です。

でもどれもこれも、勘違いだったんですね。

ちょっとしたコミュニケーションの行き違いと、真面目すぎた私の大いなる勘違いだったんだと思います。

そう気付いて身体の感覚を味わい尽くしながら、

帰りたかったんだよねぇ。本当はもう限界だったんだよね。でも帰る場所がないって思ったから、頑張るしかなかったんだよねぇ。よく頑張ったね。もういいよ、頑張ったんだよ。ありがとう、一緒に帰ろう。

と当時の自分に語りかけ、3日めになってようやく食欲と眠気が出てきて、少し泣くことができました。

泣くのは元気な証拠!

・・・次回へ続く!


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ABOUTこの記事をかいた人

タロットを媒体に、「今のエネルギー状態」「ちょっと先の未来」「直近で何をすれば良いか」にフォーカスする「未来視セッション」をメインに提供中。

強HSP+共感型エンパスであり、うつ病&自殺未遂サバイバー。

「女性がより輝く」「エンパスがより自分らしく生きる」をモットーに、持って生まれた少しスピな視力を活かして活動しています。