神道メモ12:本来の日本語の持つ意味③

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神道 視えないものの力
著者:葉室頼昭(外科医、春日大社官司)
1999年 初版発行

神道メモ2:本来の日本語の持つ意味①
→「ふじ」「おいる」

神道メモ3:本来の日本語の持つ意味②
→「気枯れ」「はたらく」

 

日本語の母音

※今日は少しでも分かりやすいように、私から勝手な補足を入れます。青くなってる部分が私の補足です。

日本語の母音は、「あいうえお ん」のみ。

日本語の母音はシンプルで、極めて少ない数しかない。

「あいうえおん」のみ6種類が、日本語の母音である。

(補足)
ちなみに英語だと、それぞれの母音が細分化して、より多くの母音があります。例えば主要な「あ」だけで3種類、「ん」も3種類。日本語には最低限の母音しかないのです。

さらに日本語の音は、常に母音と共にある。

日本語は、母音がないと1つの音を作れない特殊な言語だ。

(補足)
例えば日本語の「さ」を英語で書くと「sa」だけど、これは全く異なる音になります。子音の [ s ]を強く発音し、その後に [ a ]が乗る。無理やり書くと「スァ」が英語の「sa」です。

 

日本語の同音異義語

日本語には、1つ1つの音に意味がある。そして、さらにそれを発音の違いで使い分ける。

例えば、「え」という音。

・「えぇ」=はい。
・「えっ?」=何ですか?
・「えー!」=びっくりした!
・「えー…」=ちょっとまって。

この「え」の音1つの変化で、その意味を微妙に伝えていくのが日本語だ。

単語の例もたくさんある。

カミ:神、髪、紙
カキ:柿、牡蛎、垣
ウミ:海、膿、産み

昔の日本人は、おそらくこの違いを全部発音できたのだろうが、今の日本人はできなくなってしまった。

それは漢字が入ってきて「音」に漢字の意味を当てるようになり、音よりも漢字の方を考えて、日本人が言語を使うようになってしまったからだ。

これでは本当の日本語とは言えない。

日本人は、本当の日本語を失ってしまったのだ。

 

春日大社の祝詞

祝詞(のりと)とは、

のる=神様がのられる、おっしゃる
=おと=伝わってくるもの

ということで、神様の言葉を伝えるもののことだ。昔はそれを聞ける人(=神職の人)がいて、神様の言葉を人々に伝える役目をしていた。

今でもある「大祓詞」という祝詞は漢字で書いてあるけれど、漢字で意味を探ると意味が変わってしまう。

祝詞は神様の言葉だから、意味は分からなくてもいい。

発音を聞いてると、体に伝わってくるものがあるはずだ。

だから春日大社の大祓詞は、漢字をやめて全部仮名で書いてある。

 

感想:古事記も元は「音」の伝承

古事記も同じですね。

文字がない時代に、古事記は元々「口伝」で、つまり「音」によって伝承されてきました。

その音を文字にするために、無理やり漢字を当てはめた…

当時は「音」を表記できる平仮名がなかったので、漢字の音を当て字で当てはめることで、古事記を文字にしたのです。

その後私たちは平仮名を手に入れて、昔の人が当て字で記した古事記を読めなくなってしまいました。

仕方ないから漢字の意味で解読しようとした結果、全く別の物語になってしまったというわけです。

こうして本来の「音」を失って、古事記は力を失くしてしまったと言われています。

 

それにしても、音を聞いていたら体に伝わってくるものがある、というのは興味深いです。

ピンとくるまで聞いてみようと思います。

 

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外山 周

外山 周

TOYAMA, Chika
長く英語業界に身を置き、10,000時間以上の指導経験とTOEIC400点アップ等の実績を持つ。が、上達のみを重視するやり方に疲れ独立。現在は「ゆるくキツく楽しい」をモットーに、心を重視して英語イベントや個人セッションを行なっている。
口癖は「英語は外国語だから、完璧じゃなくていい」。
将来の夢は心理カウンセラーと、算命学の鑑定資格を取ること、日本人向け「古典に親しむ会」を行うこと。
神道と日本語が大好き。好きな言葉は「国のため、人のため」。

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