外山周です!
今日は東京赤坂にある、乃木神社を訪ねてきました。
東京メトロ千代田線、乃木坂駅B1出口を出てすぐの場所に鳥居があります。

乃木坂という地名は、明治の陸軍大将「乃木希典」を悼んでつけられました。
乃木大将が明治天皇に殉死してから十年ほど経った大正十二年、乃木神社ができてご夫妻がお祀りされたとのこと。
当時国民的な英雄だった乃木大将の死を悼み、東京以外にも全国各地に「乃木神社」が建立されたといいます。
乃木大将って?
小さい頃、祖父から「乃木希典」という名を何度か聞きました。
昔の強い将軍さんで、敵将の家族にお金を送り続け、恵まれない子供に私財を与えたのだと聞き、
「おじいちゃんは会ったことあるの?」
と聞いて(笑)、笑いながら「ないなぁ」と答えてもらったのを覚えています。
乃木大将は大正元年に明治天皇に殉死して自刃(祖父は大正二年生まれ)、後にそのお人柄が教科書に載ったり、浪曲になって語り継がれたのだと、随分後になってから知りました。
西南戦争、日清戦争、日露戦争等に従軍し、
その後学習院で昭和天皇の養育をし、
遺書に「もはやお役に立てる時も残っていない」と書き明治天皇に殉死…
まさに乃木大将なしでは今の日本を語れないというくらい、日本史に名を残すべき方です。

乃木神社で見れる所縁の品々
乃木神社は、個人的にとても好きな神社の1つです。
空気が澄んでいる感じがするのと、姿勢を正して生活しようという決意を新たにさせてくれます。
宝物庫では、乃木大将が使用したという単眼鏡や短剣、遺書を見ることができ(入場無料)、急邸宅跡の敷地も歩くことができます。
現在でも煉瓦造りの厩や、逸話として残る「辻占売り」の像を見ることができます。

邸宅跡は、ゆっくり見て回っても30分〜1時間程度で歩ききれる大きさです。
宝物庫(閲覧無料)で乃木大将所縁の品を見ることができ、お写真や本を買うことができます。
短剣のエピソード
乃木大将の短剣は、殉死後部下に渡されたそうです。
乃木神社が建立されて後は神社に奉納してありましたが、戦後アメリカによって押収され、昭和50年を過ぎて返還されたということでした。
終戦は昭和20年、主権回復は昭和27年です。
この空白の30年間はいったい何なのだろう??
国旗が見所
私が乃木神社で1番好きなのは、この鳥居の前のクロスの国旗です。
個人的な心情で本殿そばの鳥居の写真は撮らないと決めているのですが、あまりの美しさに「国旗を撮影させてください」と頼んで撮ってしまいました(せめて本殿は写らないようにしてみました)。

日本ではあまり国旗を見かけないけれど、私が数年住んでたアメリカにはこれでもかってくらい星条旗が掲げられています。
国家が流れてきたら、本当に普通〜の人が直立不動で国旗に礼をとる、ってことがごく普通に起こります。
私は日本の国旗が大好きだけど、なぜか「国旗大好き」と言おうとすると、ちょっとドキドキします(笑)。
今日は思い切って書いてみました。
乃木神社、ぜひ行ってみてくださいね。

外山 周
幼い頃から思っていることを言えずに育ち、アメリカの大学をうつ病で中退。帰国後に就職して英語スクールの立ち上げで成功するも、燃え尽きて退職。その経験から心理セラピストを目指すが、その過程で婚約者と破局。そんな中でセラピーを極め、見えないものに敏感なことを活かして「癒える」と「言える」に寄り添うセッションを開始。恋愛セラピーが好評。
心理セッションと英語トレーニングを組み合わせた、独自の英語サポートも準備中。
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