外山周です!
最近、自分のプロフィールについて色々と考えています。
私の仕事は「英語を教える」ことですが、それのみに特化したプロフィールにするのが嫌で、今まで色々と悩んできました。
プロフって難しいですね。
英語の経歴のみに特化したものを書けばプロっぽくなるけど、何だか自分のことじゃないみたいになるし。
かと言って他の点、心理や神道に特化してしまうと、「英語を教える」が消えてしまうし。
うーーん。悩みです。
今日はそんな葛藤から行きついた、自分なりのプロフィールの書き方について、シェアしてみたいと思います!
本業のみに特化した私の経歴
まずは本業に特化して、あえてプロっぽくプロフィールを書いてみました(笑)。
今はゆるーい活動をしていますが、きちんと英語に関してのみ書けば、こうなります。
外山周(英語コーチ)
10,000時間以上の英語指導経験を活かし独立。現在はフリーランスとして、科学的なトレーニング方法を用いた少人数セミナーを多く行っている。
アメリカの大学で経営学を専攻中に、英語の必要性を痛感。英語を使える日本人を増やすことが国のためになるという思いから、帰国後は英語教育の現場に身を置く。
勤務した2社両方で英語専門事業部の立ち上げに携わり、教材作成、カリキュラム作成、講師の研修、採用まで幅広い業務を担当、部署を軌道に乗せる。
8年間でのべ300人、10,000時間以上の指導経験があり、第二言語習得研究に基づく科学的なカリキュラム作成が得意。個人の特性に合わせた指導で、TOEIC400点アップ、英検準1級合格など多くの実績を輩出。
将来は英語の先生を育てるための、心理学、言語学、第二言語習得論をすべて学べる総合コースを作りたいという夢がある。
ひーーー(笑)。
なんか私のことじゃないみたい。
嘘は1つも書いていませんが、なんか違う(笑)。
本業以外の「柱」をプロフにしてみる
「嘘じゃないけど、なんか違う!」
「これだけ見たら私のことじゃないみたい」
という違和感が全く拭えないので、他の角度からプロフィールを書いてみることにしました。
英語以外に私が大切にしているのは、「心理」と「日本語」、そして「神道」です。
「心理」特化のプロフィール
まずは「心」方面から。
数年後にカウンセラーデビューする日が来たら、こういうプロフを書くでしょう。
外山周(LPL認定カウンセラー)
日本古来の古神道の流れをくむオリジナルセッションが好評の心理カウンセラー。生きる力を取り戻し、自分らしい生き方を見つけるサポートをすることを得意としている。
中学生の頃には既に生きづらさを抱えており、その頃から心理カウンセラーを目指すようになる。
当時「日本よりも10年進んでいる」と言われていたアメリカの心理学を学ぶため単身渡米するも、帰国後は企業に勤めなくてはいけないという思い込みから専攻を経営学に変更。
その後21歳で重度の鬱病になり、図らずも憧れていたアメリカの精神医療を身を以て体験し、帰国後に日本のカウンセリングと比較する機会を得る。
自殺未遂の経験と、そこから這い上がった経験から、人は自分で人生を好転させる力が眠っているのだと信じている。
努力してきた人を労い、癒し、次に進むパワーを充電する「癒しスト」になるべく活動中。
どうでしょう(笑)。
これもこれで、嘘は1つも書いていないのです(最初の1行目だけまだ叶ってないけど、近い将来本当になる予定です)。
「日本語」特化のプロフィール
さて、めげずに「日本語」バージョンを書いてみます!
これは数年後と言わず、今でも通用する内容です。
外山周(日本語伝道師)
日本の文化と言語が大好きで、日本語と文化のつながり、言語と国民性の繋がりについての記事を執筆している。自身のブログの他、日本の文化や歴史について特化したサイトにも寄稿し好評を博す。
幼少期から祖父と暮らし、古い日本語や文化、神道についての話を聞いていたため、大の日本好きに成長。
その後留学したアメリカで英語の力強さに魅せられる一方、日本語の優美さを再確認したことから、多くの日本人に伝えたいと思うようになる。
帰国後は長く英語の教育業界に身を置くも、英語の上達ばかりに焦点を当てる指導方針に疲れ独立。「母国語さえ喋れればいい」がモットーで、英語を教えながらも「外国語なんて完璧じゃなくていい」と頻繁に言う。
日本語の他に古神道や古事記に強い興味を抱いており、「ゆるく古典に親しむ会」を計画中。長い講師経験を活かして、今まで日本語に興味がなかった人にも楽しく受け入れられるようなセミナーを開催するのが目下の目標。
ふー!
やっと私らしくなってきました(笑)。
本当にやりたいことは別にある!
3つの柱でプロフを作ってみましたが、どれも1つも嘘は書いていないし、どれも本当で、私のことをよく表していると思います。
ただ3つに共通することは、
「人が元気になるのを助けたい」
「国のために何かしたい」
の2点だけなのです。
それに英語を使うのか、心理を使うのか、日本語を使うのかの違いであって、そんな手段はハッキリ言ってどうでもいいです。
私に出来ることをする。
私にしか出来ないことをする。
本当にただそれだけです。
まとめ:プロフィールの作り方
プロフィールは「現在→過去→現在→未来」で書くといいと聞きました。
それに加えて、特化する自分の要素をどれにするかで、当然内容がガラッと変わります。
今回やってみて感じたお勧めの方法はこちらです!
① 思いつく要素全てに特化したプロフを書く
② どれに一番「ピン!」とくるかを考える
③ その全てに共通している「大事にしたいもの」は何なのか?を特定する
④ 最後に全てをまとめて1つにする
私も近々今日の3つを1つにまとめ、またババン!と新たに公表したいと思います!
最後にひと言
私は日本語が好きなのと同じくらい、英語も好きです。
私にとっての「英語を教える」は、こんな感じ。

こんな程度です(笑)。
だからこの「英語を教える」スキルは、いつか手放す日が来るかもしれないし、逆に他のものと融合させて、さらにブーストさせる日が来るかもしれない。
でも共通して言えるのは、「私は戦ってきた人を癒したい」なんです。
辛い思いをしてきた人や、1人で頑張ってきた人を癒し、「今のままで大丈夫だったんだー」と思ってもらうお手伝いをする。
それを英語で必要としている人がいるなら、私はきっと英語も提供し続けていくと思います。
プロフィールもきっと、まだまだガンガン変わっていくんでしょう。とりあえず直近のメジャーチェンジを、どうぞお楽しみに!
私も自分がどんなプロフを書くのか、未知過ぎて楽しみにしています(笑)。

外山 周
長く英語業界に身を置き、10,000時間以上の指導経験とTOEIC400点アップ等の実績を持つ。が、上達のみを重視するやり方に疲れ独立。現在は「ゆるくキツく楽しい」をモットーに、心を重視して英語イベントや個人セッションを行なっている。
口癖は「英語は外国語だから、完璧じゃなくていい」。
将来の夢は心理カウンセラーと、算命学の鑑定資格を取ること、日本人向け「古典に親しむ会」を行うこと。
神道と日本語が大好き。好きな言葉は「国のため、人のため」。
★詳しいプロフィールはこちらからどうぞ!

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たまたまこのスキルを得ることができて、どうやらこれは、みんなが出来ることって訳でもなさそうだ。
このスキルを使ってみたら、英語に困ってる人を助けることができるかもしれない。それはとっても嬉しいことだ。
でも「これ一本でまだまだ稼ぐぞー!メソッドももっと発展させるぞ!」と思うかと言われれば、そこまでのパワーは湧いてこない。
ただ私が元気にキャッキャしながら提供できることで、それでみんなが「楽しい」と思ってくれて、今より元気になってくれたら嬉しいなー。