今日も実家で掃除をしています。今回の目的は
①神仏関係
②母を助けること
の2つでした。最大の目的だった神仏関係は綺麗になったので、それだけでも本当に良かったです。
母とは昔から折り合いが悪くてずっと会っていませんでしたが、今回は腹を括って「助けてあげよう」と思ったこともあってかあまり喧嘩もせず、母のセラピーも兼ねると思って一緒に掃除をしています。
今日、こんな会話をしました(笑)
母「これは捨てないでおく」
私「うん、じゃあそっちの箱に入れて」
↓
母「やっぱりもう使わないから捨てる」
私「じゃあ袋に入れて」
↓
母「やっぱりとっておく」
私「うんじゃあ取っておこうね。そっちの箱に入れて」
↓
母「だって捨てれないんだもん!(何故か逆切れ風味)」
私「そうなんだ、どうして?」
↓
母「これはあの時~~で、その時~~で、(思い出を一生懸命話し始める)」
私「そうなんだ。その時の思いがあるから、捨てれないんだね」
ここまで話したら、不思議なことに母が「もういいや、大丈夫」と言って、それを大事に紙に包んで捨てていました。
物に宿っていた思いを確認して手放したから、捨てられたんだと思いました。
逆に言うと、物を捨てられないのは思いを手放せてない状態なのかな。たまに古いものや中古の物を見ると、念というか思いが乗ったものは何となく分かったりしますが、それはこういう事なのかもしれないなぁとも思いました。
母に対しては今まで恨みがたくさんあって、ずっと避けてきたし、やむを得ず会えば険悪なムードになったりしていました。長時間に渡って会うと、その後寝込んでしまうこともありました(笑)
きっと今日の会話も、以前の私だったら「もう!捨てるの捨てないの!?はっきりしてよ!」とか言ってしまって、喧嘩になっていたことでしょう。
自分の中の怒りを解体し、その次に悲しみが出てきてそれも感じ切り、やっと愛が何なのか分かってきたところだったので、こうやって実家にいても平気になりました。
良かったです。
…そんな感じで、私よくやったなぁと自画自賛していたのですが(笑)、その直後に祖父の商い関係のものや、軍隊時代のものが出てきて、かなり心を揺さぶられてしまいました。
そのせいで余裕を失ったので、夕方少し母に噛みついてしまいましたが、また1人で近所の温泉に行ってきたので持ち直しました。「あ、余裕を失っている」と状態に気付けることで、飲まれずにすみました。
明日も温泉を楽しみに頑張りまーす!

外山 周
幼い頃から思っていることを言えずに育ち、アメリカの大学をうつ病で中退。帰国後に就職して英語スクールの立ち上げで成功するも、燃え尽きて退職。その経験から心理セラピストを目指すが、その過程で婚約者と破局。そんな中でセラピーを極め、見えないものに敏感なことを活かして「癒える」と「言える」に寄り添うセッションを開始。恋愛セラピーが好評。
心理セッションと英語トレーニングを組み合わせた、独自の英語サポートも準備中。
★詳しいプロフィールと今後の活動展開はこちらからどうぞ!

最新記事 by 外山 周 (全て見る)
- 4. 美しい道 - 2021-01-23
- 3. 矢 - 2021-01-22
- 2. アンデスの十字架 - 2021-01-21
- 1. いにしえ人 - 2021-01-20
- 2020年を振り返る!リーディングのリリースに寄せて - 2020-12-30