鬱病になった私が「完治」を目指した理由

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私は大学3年でうつ病になりました。

カウンセリングと病院に通いながら大学に行っていたけれど、最後に万策尽きて、13単位を残して中退しています。

 

その時のことを思い出すと、今でもちょっと苦しくなります。

色んなことがあったけれど、「時間がかかるかもしれないけど、絶対に完治させよう」って思いました。

そう思えた理由については、今までのカウンセリングですら話したことがありません。

が、ちょっと書いてみようと思います。

 

 

私がうつ病だと診断されたのは、大学3年になったばかりの頃でした。

季節で言うと秋、9月末頃だったと思います。

その頃の自分には、まったく危機感というか、現実味がありませんでした。

「うつ病?なにそれ」

「それでも単位をどうにかしないと」

と思っていて、動けない中歩いて10分のキャンパスに30分かけて行ったり、泣きながらレポートを書いたりしていました。

 

ちょうどその頃、付き合っていた彼がいました。

と言っても、日本人どうしみたいに「付き合おう」って言い合った訳ではなくて、気付いたら一緒にいる時間が増えていたという感じです。

お互い英語が第二言語で、歴史問題でよくケンカもしました。

その彼が、なんかすごーく優しくしてくれたんです。

 

今思えばどれも普通のことで、

・ごはんを作ってくれる

・普通に話を聞いてくれる

・友達に紹介してくれる

・車の助手席に乗せてくれる

・落ち込んでたらヨシヨシしてくれる

っていう、好きな彼女に対してしてくれる、ごくごく当たり前のことでした。

 

でも、当時の私にはそれはそれは衝撃で、なんでこんなに優しくされるのか意味が分からなかったのです。

「僕にして欲しいことはない?」

「もっと頼ってほしい」

「あなたはいつも重荷を背負ってるように見える」

って言われても、まったく理解ができませんでした。

当時すでにうつ病の診断がおりていたけれど、私はそれを悟られたくなくて、必死で隠していました。

 

初めてお願いをしたのは、私が州外へ出た帰り、彼が空港に迎えにきてくれた時でした。

フライトが遅れたのに待っていてくれて、スーツケースを持ってくれた。

「ごはんどうする?」

って聞かれた時に、思い切って

「何か簡単なものでいいから、作ってくれないかな?」

って聞いたのが初めてでした。

 

この時は「断られる!」「怒られる!」って思ってしまって、ものすごく勇気がいりました。

でも彼は笑って「いいよ!」と言ってくれて、楽しそうにごはんを作ってくれた。

そんで食べる私を、なぜか嬉しそうに笑いながら見てました。

 

その時に、思いました。

「あー私変なんだ」

「彼はごはんを作ってくれるんだ」

「ごはんって美味しいんだ」

「怒られたりしないんだ」

って。

 

信じられないくらいあったかい気持ちになれたのと同時に、頭の芯はすごく冷静でした。

あー私変なんだ

彼ともっと色んな話をしてみたい

それには変わらないと、直さないといけないんだ

って、すごく思いました。

 

それからサボっていたカウンセリングにまじめに通い始めました。

鬱病は1度どん底まで悪化したし、彼とも彼が国に帰った時に別れてしまったけど。

それでも変わらず「治したい」って思っていられた。

あれから10年、今日まで諦めずに完治を目指してこれたのは、あの日のごはんのおかげです。

何度も諦めそうになったけどね(笑)。

 

彼については、今でも未処理の感情だらけです。

今思えばお互いすごく好きだったなと思えるのに、当時は全然そんな風に思えなかった。

ずっと忘れたつもりでいたけど、どうやらやっと、当時を振り返る準備ができたようです。

 

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外山 周

外山 周

TOYAMA, Chika
長く英語業界に身を置き、10,000時間以上の指導経験とTOEIC400点アップ等の実績を持つ。が、上達のみを重視するやり方に疲れ独立。現在は「ゆるくキツく楽しい」をモットーに、心を重視して英語イベントや個人セッションを行なっている。
口癖は「英語は外国語だから、完璧じゃなくていい」。
将来の夢は心理カウンセラーと、算命学の鑑定資格を取ること、日本人向け「古典に親しむ会」を行うこと。
神道と日本語が大好き。好きな言葉は「国のため、人のため」。

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長く英語業界に身を置き、10,000時間以上の指導経験とTOEIC400点アップ等の実績を持つ。が、上達のみを重視するやり方に疲れ独立。現在は「ゆるくキツく楽しい」をモットーに、心を重視して英語イベントや個人セッションを行なっている。
口癖は「英語は外国語だから、完璧じゃなくていい」。
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神道と日本語が大好き。好きな言葉は「国のため、人のため」。

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