第二言語習得論シリーズ① 聞けないと話せない。

近年、第二言語習得研究(SLA)という言葉がアツいです。

かつての英語教育にあった「後ろから訳せ~」とか、「書いて覚えろ~」とか、詳細な日本語訳なんかは、じょじょに姿を消しつつあります。

今日からSLAシリーズを更新します!

 

アウトプット=バスケの試合。

従来の大手英会話スクールなどは、アウトプットの練習をしています。

アウトプットとは、自分で考えたことを語化するということです。

これはバスケに例えると、筋トレもドリブルの練習もせずに練習試合に出るようなもの。

吹奏楽部に例えると、腹筋を鍛えずパート練習もせずに合奏だけするようなもの。

つまり必要なプロセスがごっそり抜けているんですね。

なので英語も筋トレからじっくりやりましょう!ということです。

 

じゃあ英語の筋肉って何なの?っていうと、英語を話すのに必要なパーツの1つ1つになります。

・単語
・文法
・発音

でも筋肉だけじゃやっぱり足りないので、ドリブルやパスの練習をします。

つまり体がとっさに動くレベルに持っていくために、反復練習をすればいいんです。

 

アウトプットより大量のインプット!

SLAでは、「小量のアウトプットより大量のインプット」が効果的だと言われています。

母国語でも赤ちゃんを思い浮かべてもらうと分かりやすいですが、大量に聞く→少しずつ話し始めるという順番で言語を習得していきます。

なので外国語でも、まずは大量に聞くことが必要です。

いわゆる「聞くだけで英語が喋れるようになる」系の教材は、ここにポイントを置いていると思います。

ただここに2つプロセスが抜けていて、本当は

大量に聞く→理解できるようになる→少しずつ喋ってみる→喋れる」

というのが正確な順番です。

 

そもそも聞いて理解ができないものは話せません。

母国語でもそうです。

例えば私は理系の知識が全くないので、突然「量子力学が~」とか言われても、「リョウシリキガクって何ですか」状態になってしまいます。

「音声としては認識しました…」ってレベルです(笑)。

このくらい分からない分野のことを話せと言われても、到底無理な話です。

外国語も同じで、まずは「聞いて理解できる」から全てが始まります。

 

じゃあどうやって「聞いて理解できる」ようにするかというと、上で赤ちゃんの例をあげたとおり「大量のインプット」を行えばいいのです。

ですが日本で仕事をしていては、毎日大量の外国語を聞くのははっきり言って無理ですよね。

それに「聞くだけで話せる」系の教材を使っても効果が出にくいことは、色んな口コミが明らかにしてくれています。

 

でも大丈夫です!効果的なやり方がちゃんとあります。

次回はそのやり方を書きますね!

 

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外山 周

外山 周

TOYAMA, Chika
英語トレーナー。心理カウンセラーを目指して勉強中。
夢は、心理セッションを融合させた英語トレーニングを開発すること。
神道が好き。

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