現代の職人さん、目を覚ませ!「職人が生きていけた時代」と現代

もの作り大国ニッポンの職人気質

昔から日本には、もの作りに長けた職人さんがたくさんいました。

法隆寺や五重塔などの木造建築を代表に、現代でも公共事業や他のあらゆる分野で、日本のモノ造りの品質には定評があります。

黙々と研鑽をつみ、より良いものを生み出そうとした職人さんたちの「職人気質」は、今の日本人にも多分に受け継がれていると感じます。

最近、分野は違うけれど、とても素晴らしい「職人」さん達にお会いしました。

職人さんたちの技術と心意気を、堂々と世に出して欲しいなぁ…という記事です。

 

日本のサービス業は、既に「職人」の領域

実は、私の父は美容師です。

祖父の事業が時代とともに立ち行かなくなり、20代後半から業種を変えて美容師になり、法人化した人です。

とんでもなくストイックで、常に新しい流行や手法などを勉強し続けていました。

どんなお客さんの会話にも対応できるようにと、政治や経済などのあらゆる知識を追いかけ続け、見た目にも気を使ってジムに行って身体を絞っていました。

技術に定評があり、ハサミ一本でお客さんの要求にこたえ、気持ちの良い空間を提供する。

形は違っても、まさに「職人」でした。

 

「職人」はビジネスが苦手

一方で職人気質で頑固なところがあり、ブランディングやマーケティングなどは、殆ど考えていなかったようです。

「技術さえあれば、お客さんは分かってくれる」

「お天道様が見ている」

「誠実であればいい」

という、昔気質なところがありました。

広告も一切出さず、淡々と店を営んでいました。

 

「職人」が生きていける時代があった

そんな職人気質な父の店でも、昔は繁盛していました。

田舎の立地で美容院じたいが少なかったことに加えて、まだ「職人気質」が許される時代だったことが大きいでしょう。

ブランディングを考えず、広告を一切出さなくても、職人が生きていける。

そんな時代だったのだと思います。

私が今までのキャリアをつんだ塾業界も同様です。

昔はいくつか個人塾があって、個性的な先生がいて、時にはラフな格好のおじいちゃん先生が、ユニークな教え方で勉強を教えてくれました。

やっぱりこれも職人気質の信念を持った人が、研鑽を怠らず、町の子供たちを教えていたんだと思います。

美容師も塾講師も、ある意味「職人」

それが許された時代が、かつて確かに存在していました。

 

現代の職人さんたち、目を覚ませ!

私が最近出会った職人さん達も、私の父と同様、素晴らしい技術を持ちながら、ブランディング等に無頓着です。

現代は残念ながら、「職人気質」だけで生きていける時代ではなく、安価の量産型のサービスがあふれています。

素晴らしい技術を持ちながら、会社に雇われて安い金額で技術を提供している ―。

時に思った通りのやり方ができず、それどころか会社のやり方を押し付けられても、黙って役割を果たしている ―。

それでは、その職人さんの技術がもったいない。

その素晴らしい技術の搾取、浪費なんじゃないかと、思ってしまいました。

 

出来るなら、世に出してほしい。

もっとたくさんの人の笑顔のために、その素晴らしい「職人気質」を使ってほしいなと思います。

たくさん努力して手に入れた技術を、搾取なんてさせないで。

その素晴らしい技術を、もっと世のため人のために、使いたいと思いませんか。

 

…と、そんなことを心底思ってしまうほど素晴らしい職人さんに、最近立て続けにお会いしたわけなのです。

私は、職人気質の人を尊敬しています。

大好きな、モノ作り大国日本。

いつか日本が「職人が生きていける社会」を取り戻し、みんなの才能が明るく世に出る時代がくればいいなと思います。

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外山 周

外山 周

TOYAMA, Chika
英語トレーナー。心理カウンセラーを目指して勉強中。
夢は、心理セッションを融合させた英語トレーニングを開発すること。
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